以前の投稿(下記リンク)の最後の方に、余談として日本フィルの労働争議の件を少しだけ書きました。経営が安定した現在も、自分にとっては10代の頃より日本フィルの演奏を聴きに行くことには特別な意味があります。 名匠、渡辺暁雄氏が逝去されてからは、本日の横浜公演を指揮した小林研一郎氏、通称コバケンが日本フィルの音楽的、精神的な柱となって長らく同オケを支えています。 dark-matter.hatenablog.com コバケン音楽の特徴は、炎のコバケンと称されているように、熱い演奏、あるいはコブシの効いた節回しの演奏など、聴衆を楽しませることをモットーとしています。以前はアンコールにも力を入れており、…