日本テレビ系列の木曜ナイトドラマ枠で放映。原作は海野凪子の同名のマンガ。仲里依紗演じる日本語教師・嘉納ハル子が、日本語学校で外国人学生と繰り広げる日常を描いている。
嘉納ハル子は、国語の高校教員免許を取得したが、就職活動に失敗して、渋谷のギャル用洋服専門店で働いていた。彼女の努力でやがて雑誌に載るほどのカリスマ店員になるが、ある時日本語学校の理事長である親戚が病床に臥せっていることを聞きつけ、お見舞いに向かった。
理事長はハル子の教職への思いを理解していて、一定期間日本語学校で教師として勤め上げられたら、私立高校教員の採用口を紹介するという条件を提示してきた。彼女も教師を諦めきれずにいたために、この申入れを受けることにした。
勤務初日から学生との衝突があり、ハル子のクラスは空中分解寸前になるが、彼女のひたむきさで学生達は心を徐々に開いていくのだった。1話ごとに学生一人のエピソードがちりばめられており、それと関連した日本語講座も必見の一作。
漫画(コミックエッセイ)
2010年テレビドラマ化。