自民党と日本維新の会は連立政権の合意書に署名し、2026年の通常国会で「国旗損壊罪」を制定するための法案提出を明記した。 www.nikkei.com 高市早苗氏が自民党総裁として首相に就任したばかりのタイミングで、連立政権の初仕事として位置づけられる内容だ。合意書では、「日本国国章損壊罪」を新設し、現行法の「外国国章損壊罪」のみが存在する「矛盾」を是正すると強調されている。一見、国家の象徴を守るための当然の措置のように見えるが、この動きは本当に必要か? そして、私たちにどんな未来を描いているのか? ここでは、まずこれらの法律をわかりやすく解説した上で、この政治姿勢への疑問を投げかけてみたい。…