長沼ナイキ基地訴訟では、「平賀書簡事件」というのがありました。長沼ナイキ基地訴訟の裁判が進行中に、札幌地裁の所長、平賀健太氏が、裁判判断に介入する内容の書簡を、福島重雄裁判長に送ったという事件です。平賀は、福島に対し、数度にわたり口頭で保安林解除を求める国側の主張に沿った判断を下すよう指導していました。福島が指導を聞き入れないとみると、「一先輩のアドバイスとして、参考になるようなら判断の一助にしてください」という書き出しの書簡を送り、改めて判断を翻すことを促しました。これが「平賀書簡」と呼ばれるものです。これは、裁判に干渉する行為とされ、平賀は、最高裁から注意処分を受け、同日付で東京高等裁判所…