〈前回からの続き〉 blog.railroad-traveler.info 「タンクピギー」の構想はJR貨物ではなく、石油類では最大の顧客でああった日本石油(当時、後にニッセ三菱→新日本石油→JX日鉱日石→ENEOS)によるものでした。*1日本石油は需要の拡大によって、大量の石油類を精製・販売していましたが、需要に対して製品の輸送能力が逼迫していることや、バブル景気のためにタンクローリーのドライバーが不足していること、そして運べても激しい道路渋滞で時間がかかってしまうという課題を抱えていたのでした。 そこで、タンク車に載せるのではなく、製油所でセミトレーラー式のタンクローリーに直接積んで、その…