日韓通貨スワップ。日本銀行と韓国銀行との間では、05年に30億ドルを引き出し限度額とした円とウォンの日韓通貨スワップ協定が締結され、数次の延長を経て続いている。引き出し限度額は韓国通貨危機などによる時限措置で増額され、12年10月までは300億ドル。欧州の金融不安を受けてこれを補完するものとして、日本財務省と韓国銀行との間で、同10月までの1年間の時限措置として限度額300億ドルのドル・自国通貨のスワップ協定も結ばれている。また、チェンマイ・イニシアティブ(CMI)に基づく、財務省から韓国への100億ドルの別途の供与枠がある。