高等学校令(第一次は明治27年(1894年)勅令第75号、第二次は大正7年(1918年)勅令第389号)に基づいて設立されていた高等教育機関。卒業生は主に旧制大学に進学していた。第一高等学校以下、最大48校を数えたが、学制改革に伴って昭和23年(1948年)に消滅し、大多数は新制大学の教養部に移行した。
*当面、毎月5日、15日、25日前後に投稿します! たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説【電子書籍】[ 辻真先 ]価格: 990 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 昭和24年、旧制高校を修了したはずの「カツ丼」こと風早勝利は、新制の学校改革によって残り1年を新制の東名学園で過ごすことになった。同級生には女子生徒も加わって、好奇心旺盛な学園生活となる。ミステリー作家を目指し推理小説研究会に所属する一方、戦後に隆盛した映画への興味もつきない。そんな中顧問の勧めで勝利たち推理小説研究会は、映画研究会と合同で一泊旅行を計画する。顧問と男女生徒五名で湯谷温泉へ、修学旅行代わりの小旅行を行なうことに…
読み応えのある旅行記を読みたくなって、それならスタインベックかなと思った。『チャーリーとの旅』は、今は岩波文庫(青山南訳)があるとアマゾンで確認した。そのあと、このブログの資料探しに「旅行関連」の棚を点検していたら、サイマル出版会版があった。付箋を貼ってあり、傍線が引いてあり、書き込みもあるのだ。ふたたびアマゾンで確認すると、2009年1月に買ったとわかった。大学の授業の予習用に買ったらしい。10年前は、「読んだけど、内容は覚えていない」が多かったのに、今では買ったこと読んだことも覚えていないという領域に入ってしまった。岩波版とサイマル版(大前正臣訳)と比べると、青山訳はポップな感じがしてそぐ…