旧中野刑務所正門とも呼ばれる東京都中野区の有形文化財、旧豊多摩監獄表門を訪れました。 刑務所より監獄と書く方が恐怖を煽りますよね笑 旧豊多摩監獄は、1925年に治安維持法が制定されると、いわゆる「思想犯」が収容されました。Wikipediaによれば、「蟹工船」で知られる小林多喜二も1930年~31年にいたそうです。 ja.wikipedia.org その表門は、建築家の後藤慶二氏が設計。後藤氏の唯一現存する作品だそうです。様々な価値を有するため、曳家(=建物を解体せずに移動する)による保存が決まっており、残念ながら近くに寄れませんでした。 実は昨年11月5~6日に公開見学会が開かれており、まさ…