日本道観 初代道長 本名:早島天來 (早島正雄は筆名)
日本でまだ「老子」の認知度が非常に低かった時代に
老子を伝える学校として 日本道観『道家道学院』を設立。
「無為自然」を実践する手段として『気の導引術』の指導にあたる。
高知県生まれ。
日本で導引術を伝えてきた村上源氏の末裔で、昭和44年に、台湾で導引を受け継ぐ、道家龍門派伝的第十三代を允可される。同時に道教の最高機関・六十四代の嗣漢天師府顧問に就任、のち、嗣漢天師府首席顧問をつとめた。併せて台南市道教會首席顧問となる。
昭和55年、老子の教えを広める場として日本道観を設立し、導引術の普及につとめた。
昭和35年鎌倉に松武館を開設
中国5千年の健康法「導引」を現代人向けにアレンジして早島正雄独自の「導引術」を完成し普及活動を行なう。同時に、導引術、そして道家の生き方を世に広めるために、執筆活動にも意欲を燃やす。
昭和48年の「容姿端麗入門」を皮切りに、「人間は病気では死なない」「導引術」とあいついで著書を発行。
昭和50年に「導引術入門―人不因病而死」が台湾でも刊行され、その後も何冊もの早島正雄著書が台湾、韓国で出版されて話題を呼ぶ。
昭和55年、「導引術」をはじめとする気の健康術を指導する場として、「日本道観」(*1)を設立
日本では、昭和57年に、早島正雄著書「導引術入門」がベストセラーとなり、導引術が世の中に認知される。
昭和59年発行の「酒風呂健康法」の普及により、各酒造メーカーがこぞって浴用酒を発売するなど、酒風呂ブームを起こす。
平成2年 中国雑誌「気功」の顧問に就任、また、同年、社会文化功労賞を受賞。
平成9年から13年にかけて、早島正雄著書が英語版、ドイツ語版、スペイン語版で発行される。
(*1)
日本道観とは、早島天來が創設した、「気」の健康法「導引術」「動功術」「洗心術」を教えている学院。
これら気の健康術は、タオイズム(老荘思想)に基づいた実践哲学であり、無為自然な生き方、自然に沿った生き方を学び、実践して身につけるものである。
古代中国から研究された「生き方」を、日常的にこれら3つの「気の健康術」を実践により身につける事が目的とされている。
また、これら哲学には、道教、仏教、儒教などの哲学も含まれおり、長い中国の歴史の中で培われた「生き方」の哲学を体で学ぶことが出来る。
日本道観は全国に支部が存在し、早島天来の伝えた導引術、動功術、洗心術の指導を行っている。
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