歌手。1947年生。1960年代後半、バンド「ジャックス」のリーダーとしてデビュー。同時代、そしてのちの時代の音楽家たちに多大な影響を与える。1969年、ジャックス解散。ソロアルバム「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」を発表後、音楽活動を停止し書店を開業。1993年、書店を閉め、再び音楽活動を開始。以降、精力的にライブ活動、作曲活動を行っている。
女ともだち ――靜代に捧ぐ (ちくま文庫 は-42-5) 作者:早川 義夫 筑摩書房 Amazon 言うも野暮だがイマドキはいろんな形態の夫婦がいる(いや昔からそうか)。 いい大人同士、双方合意の上であればどんな形であろうがええやないか、他人が口をはさむことではあるまい、好きにしはったらよろしいやん・・・・・・と思ってはいるのだ一応。しかし。しかしこれが自分事だとしたらどうだろう。お互いが協力しないと生計が立ち行かない、とか今まさに子育てが始まるよ、って状況の中で相方の色恋沙汰に寛容かつ協力的とか。・・・ない。無理。お断り。 そんな私には、早川義夫さんの奥様・静代さんは謎だ。わからない。 よく…
明石家さんまは幼少期からクラスの人気者でスポーツ万能喋りは達者でいつもみんなの話題の中心にいた高校の文化祭が人生の中で一番ウケたらしい 僕は集団の中で話題の中心になるなんて出来なかったふざけてみんなから笑いをとる友達を見ていると羨ましかった全校生徒の前で堂々と話すことやホームルームで上手に意見をまとめることが出来る人たちが羨ましかった大人になるにつれ仕事などでいろんな経験を積むうちに多少は人前で話すことに対して怯えや緊張は少なくなってきたがでも今でも苦手に変わりはない だからいつも話題の中心にいて集団の先頭を走る明石家さんまに憧れる どうやったらあんなに瞬時に反応が出来て面白い言葉を発すること…
『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』 日本語ロックの元祖と言われるジャックスの早川義夫がそのジャックスの解散後に初めて出したソロアルバムのタイトルだ大昔の作品なのでもちろんリアルタイムでは知らない ロックの歴史を深堀りしていくことが好きだったので聴いてみたが最初は独特の世界観を受け入れることが難しかった またその頃はこのタイトルの言葉がどういう意味なのか何が言いたいのかわからなかった かっこよさにもいろんな種類があるルックス体形スポーツの上手さ歌の上手さ楽器演奏の技術格闘技の強さ頭の良さ みんなそれぞれかっこよさを感じるポイントは違いがあり好みもあるだろう 子供の頃は単純にブルース・リ…
okmusic.jp www.youtube.com 池沢のサトシせんせや菅谷さん細野晴臣長生きしてネ ja.wikipedia.org ja.wikipedia.org ゲームセンターあらしと学ぶ プログラミング入門 まんが版こんにちはPython 作者:すがや みつる 日経BP Amazon 計算機母は算盤してたケド俺はカシオのエムエスえくす akiba-pc.watch.impress.co.jp こ学生アルゴリズムと知能だぞ二進数からシックスてぃん www.infraexpert.com www.youtube.com 位置と零ウォズニアック生きているダイナブックとソフトとハード ja…
早川義夫と佐久間正英が一緒にやっていたのは知らなかった。 佐久間といえばエレカシがエピックをやめて『ココロに花を』で再デビュー(?)するときのPDとして名前を知っていた。とにかく売れ線のバンドを手掛けるというイメージだった。宮本浩次は当初佐久間による整然とした売れ線狙いのアレンジが気に入らなかったようだが、結局和解(?)したようだ。 2014年に癌で亡くなったというのも知らなかった。そのあたりのことについては、早川義夫が感動的な文章を残している。 しかし松村雄策といい、佐久間正英といい、けっこう立て続けにこういう話に触れるとなんだかしみじみとしてしまう。今のところ健康に問題はないつもりでいるが…
松村雄策の尊敬している早川義夫の短いエッセイが彼のHPに載っているので読んでみる。ひとつひとつ宝石のように光る文章だと思う。松村雄策のことも出てくる。 松村雄策は早川義夫を尊敬していて早川義夫はつげ義春を尊敬していてつげ義春は島尾敏雄を尊敬している。全員に共通なのはいらやしいことが大好きだということだ。それは男ならみんなそうか。「人並外れて」という形容詞をつけるべきかもしれない。 本当に好きならば、相手の気持ちを尊重し、ちゃんと空気を読み、距離を保たなければいけない。これだけ優しくしているのだから、相手も同じ優しさで返すべきだなんて主張する人は、実は人を好きなのではなく、自分だけが好きなのであ…
あやしいメロディー ――「誰よりも君を愛す」、「ウナ・セラ・ディ東京」これはまたどういう観点から。
これまで僕は「死」あるいは「死への予感」のようなことについての記事を2,3回書いている。 もう少し詳しく書くと己の「自死」についてと「死ぬ覚悟をした人は最後に素晴らしい仕事をする」ということについてだ。 しかし「死」には「配偶者の死」「家族の死」もある。僕はそういうことからは徹底的に離れて暮らしてきた。妻とはそんな話はしないようにしてきた。 年末にこのブログの読者になってくれた人のブログを読ませてもらった。そこには自分の夫を看取るということはどういうことなのかが具体的に書かれていた。それを読んで衝撃を受けた。内容もそうだが、その人は徹底して自分のことを冷静に見て客観的に文章に表している。そんな…
思えば早川義夫(現在73歳)は、ジャックス時代(彼が20歳くらいの時)に「からっぽの世界」で「僕、唖になっちゃった」、また「お前はひな菊」では「俺はお前と寝たいだけ」「お前の裸を汚したいのさ」と歌った人である。1968年のことであった。当時としては「ありえない」くらいの衝撃だったと思うが、残念なことに大きく取り上げられることはなかった。 他にも 「われた鏡の中から俺を探し出すんだ 雑音なしの俺を 裸になった俺の俺を」「ガラスの破片だ ふるえてくる焦りとふるえてくる怒りだ 見えないものが見えてきたときの」 (割れた鏡の中から) 「僕らは何かをしはじめようと 生きてるふりをしたくないために 時には…
一昨日久しぶりに本屋に行った。何年振りっていうことはないが、1年近く行っていないんじゃないかな。 行かなかった理由は2つある。1つ目はご多分に漏れずアマゾンを利用するようになったからだ。昔は本屋派であんなにアマゾンを憎んでいたのに。「ほんとに欲しかったら本屋へ行って自分の目で探して確かめなけりゃ」なんて思っていた。しかし、そんな僕もアマゾンでCDやDVDを購入するようになってからは、なし崩しに本も購入することになっていった。だってアマゾンはご親切にも「旦那、いいブツがありますぜ」って紹介してくれるからな。親切にも程がある。 2つ目は老眼が徐々に進行していることだ。これはキツイ。読書したくても読…
* 希死念慮がぶり返している。春になるといつも、どうにも心身の安定がむつかしい。一昨日、届いたフィルムをさっそくだめにしてしまった。おれの手はあまりにも不器用で、フィルムの装填さえできない。歌誌が終わって、どっと疲れたのもある。酒が切れたのもだ。夢を見た。またしてもいまの住居を喪う夢である。こういった夢はなにを意味しているのか。どうだっていい。とにかく2時には眠った。10時に電話。そして11時過ぎて起きた。いまは茹で卵をつくっている。なにかと気が焦る。きのうの夜にblogを更新したものの、だれも★を入れてくれない。だれにも読まれていない。午後から肛門外科に受診だ。切れ痔がぶり返している。排泄の…
★ きのうはひさしぶりに動いた 金がないときはじっとかまえて動かない それに歌誌のこともあった ひとの原稿を待って、 焦らされる そんな状態だったから、 なんにもしないで日を過ごしていた 唯一作業所の在宅があるだけで、 あとは呆けたつらで、 その日を送った。 きのうは食糧を買いにでかけたものの、 一往復で疲れ切ってしまった フィルム──まちがってスライド用を使ってしまった──現像料¥2,200もした あとはPCのまえで歌誌の発注を繰り返したものだ。 きょうは朝から買い出し、 公共料金を2ヶ月分払った 懐はさみしい ガスの調査人が来た。 あしたは三浦果実氏が来る予定 洗剤と消臭材を買った。 服を…
・猪木武徳. 地霊を訪ねる—もうひとつの日本近代史. 筑摩書房, 2023, 384p. www.chikumashobo.co.jp 経済史の先生が書かれた、紀伊國屋じんぶん大賞にも選ばれた本。川瀬巴水のカバーも素敵。国内の鉱山を訪ね歩き産業と地域の関係性を考えつつ、その地の亡き人々の声に耳をすますというテーマも興味深い。だから手に取ったのだけれど、それぞれの土地についての記述が、えっ? これで終わり? というくらいにわずかであり、おじいさんが、わたしはここにもいったことあるよ、あそこにもいったことあるよ、と、これまでの人生で行ったことある場所についてサラサラと喋ってくれた、というだけの本だ…
毎週日曜日は、この一週間(3/25~3/31)に週刊誌や新聞などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。 今週の書評本 *表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(②回以上を表示) ◆サンデー毎日「遠回りの読書」: 4/7 号 2 冊俺と師匠とブルーボーイとストリッパー 桜木紫乃 角川文庫 814 ②江戸へおかえりなさいませ 杉浦日向子 河出文庫 703 ◆女性自身「今週の本」: 4/9 号 4 冊うらはぐさ風土記 中島京子 集英社 1,870僕の狂ったフェミ彼女 ミン・ジヒョン…
“Look if you want to, but you will have to leap” ネットサーフィンで書名を見て、岡林信康の同名のアルバムを思い出したので図書館の全集を漁って読んだ。 大江健三郎が巧すぎて、ちょっと怖かったのでがっつり音楽をかけながら読んだ。808 Stateの無感情なビート。 あらすじ(固有名詞を覚えていない) 東大仏文科の主人公は外人向け娼婦の良重と同居し、ときどき良重の客の通訳をしながら勉強し、仕事から帰ってきた良重と愛し合いながら眠る生活を送っている。政治活動をする学生との喧嘩で殴られた日、良重とその客と3人でナイトクラブへディナーへ行く。露出度の低い服を…
■Roostersとの出会いから現在まで / 滝本さん (1997.9.7) Roostersとの出会いは1stの頃だからかれこれ16,7年の付き合いになる。Roostersを知ってから日本の同じようなバンドをこれ程までに好きになったことはない.どうしても比べてしまうからだ。Roostersを聴くまではこの手のバンドではMODSが好きだったのだが、MODSも聴かなくなってしまうほど.強烈なインパクトがあった。 私の中のRoostersは大江で始まり大江で終わっている。その後のRoosterzも好きなのだが大江在籍時の様に熱中はできず、解散LIVEも後から知ったほどだった。大江の声,ギターの弾き…
実は未だ、一度も一人暮らしをしたことがない。 高校を卒業したら親元を離れようと、いや離れたいと考えていた。自由気ままな学生生活に憧れ、東京にある美大を受験することにした。 そのためのデッサン塾にも通い勉強もしていたけれど、母親の猛反対に遭い、涙ながらに諦めた。 それからずっと、一人暮らしの夢は叶えられていない。 早川義夫さんが、奥様を亡くされた後どうしているのか気になっていた。以前、このブログに書いたように、突然姿を消したからだ。姿を消したと言っても、私のような一般の読者の前に現れなくなっただけ。それでも、パッタリと見えなくなると心配になる。 だから、その一年後2020年に『女ともだち』が出版…
弾き語りをする女性を 便宜上「弾き語り女子」とひとくくりにして分類するならば その中で、私はまあ、「変わり者類」に分けられるだろうと思う。 もう先月のこと。 横浜音小屋ライブのイベントタイトル 「音女(おとめ)の宴」。 はいはい、弾き語り女子が集まるのね。 そして私は「変わり者類」の立ち位置ね。 なんて、始まるまでは思っていた。 しかし、この日は 「弾き語り女子変わり者類」の集まりだった。 めずらし! そしてこんなに「変わり者類」が集まったことによって 私は「変わり者類ナニ目ナニ科ナニ属」なのか、細かな分類がはっきりわかった感じ。 とにかく、学びの多い夜だった。 1番手 道魚(ミチヲ)さんから…
猫アートマーケット六本木 2024年2月20日(火)~26日(月) AM11:00~PM7:00(最終日はPM3:00まで) 六本木ストライプスペース 港区六本木5丁目10-33 ストライプハウスビル 03-3405-8108 トップページ│猫アートマーケット六本木 今年に入ってから怒涛の日々が過ぎていっていてブログ掲載が遅くなってしまった!♪ まさかアーティストでもないワタシがアート展に出展するとは! オリジナルの猫キャラクターが誕生してTシャツを販売するとは!歌とはまったく関係ないスペースで歌うことになろうとは!(=^・^=) 参加者一覧に「小野寺テル」とあるのは御愛嬌。(笑) 入口はワタ…
2月下旬の日記(2024年2月16日から2月29日分) 3月1日日付が変わってから2月下旬分の日記をアップする。誕生月になったので今月でひとつ年を重ねることになる。昔自分がイメージしていた大人とは程遠いが、そこまで悪くはない人生というか楽しくやってはいる。でも、年齢だけでなく、時代や社会の変化が急激に変わる部分とゆるやかに変わる部分がある。それらに翻弄もされるし、確固たる自分というほどのものはなくても、陰謀論や宗教にハマったり、ネトウヨ化したり極左になったり、インフルエンサーに踊らされることもなく、なんとかほどほどにやっている。現時点では自分がそうであっても周りの人たちがいつかそういう状況に陥…
■アマチュア時代の大江慎也 / nobさん (1997.12.20) はじめまして。nobと言います。大江慎也はアマチュア時代からのファンでした。当時、私は北九州市八幡で高校時代をすごしたので、彼らとほとんど同じ年齢ですからリアルタイムで彼らを知っていました。 大江は、バラ族時代からバンドをやってる学生の間では有名でした。というより、バラ族というバンド自体が有名でした。そして、人間クラブになると当時の北九州の音楽好きの高校生の間では知らない学生はいないくらいになっていたと思います。金髪のボーカリスト、南浩二の横でギターをかき鳴らす大江さんはほんとに格好良かったです。 当時「L-MOTION」の…
日本のフォーク完全読本 シンコーミュージック Amazon ワタシの音楽の原点は70年代の歌謡曲、フォークソング。かぐや姫、拓郎、陽水、岡林、そして関西フォーク。この本は、ワタシが影響を受けたミュージシャンだらけ。どのページも懐かしくて、オモシロくて、手が止まらない!♪ 「60年代に日本のフォークが誕生し、70年代には大きく発展、80年代で一旦盛り上がりを失うものの、90年代後半にはまたネオ・フォークのムーヴメントが起こり、触発されたベテラン勢も再び活発な動きを見せる…というその始まりから現在の状況までの紆余曲折の全てを、海外からの影響やインディ・レーベル、地方のシーンやアンダーグラウンドの動…
ぐずついた空模様、まだ2月なので寒の戻りという表現はふさわしくないが、今日は冷えこむ。 午前中は家で過ごす。 日録、福島旅行の写真の整理、インタビュー動画の編集…。 昼前に図書館へ。 いま興味津々の戊辰戦争関連の本を3冊、早川義夫のエッセイ集を2冊、 予約しておいた「人は何歳まで走れるのか?」の計5冊を借りる。 午後から大阪へ出る。 先月始めにヒロと「テート美術館展」を観に行った中之島美術館へ一人で行く。 寒空の下、大川沿いを歩いて20分ほどか。 館内は混んでいた。 「モネ展」を同時開催しているのだ。 「モネ展」の当日券を求める人らで行列が出来ていた。 編成M氏にもらった招待券で入る。 『女性…