桜に譲らんとする盛りを過ぎた梅 の花 雪国のまだ深い雪の生活を考えれば、 ま冬を連想する気候であるのであるが、寄り道を道草って、遊歩道に何の 目的もなくフラリと出かけた。 よく行く遊歩道 まだ肌寒いが淡い陽気に誘われて―――。今日は昨日の気象と変わらない 天気になると言っていたが、朝からの完全に冬を通り過ぎて すぐそこまで来ている春が、といってもまだ肌寒い春が 外に出たい気持ちを 突き動かしているようだ。もうすぐやってくる3月のお水取り まで待てないそんな感じで-ーー。 まだ花は、梅の花の盛りが続く中、やがて 気温とともに主役の座が約束された 桜の芽が、もうすぐ会えますからね と言わんばかりと…