明治時代後半に、当時の曹洞宗の檀信徒向けに発刊された文献を読んでいたところ、「曹洞宗徒の心得」などという一節を見出した。よって、今日はそれを学んでみたい。 一 曹洞宗徒たる者は朝暮日課の礼誦式を怠らざる事(日課礼誦の順序は巻尾に附録とす)一 曹洞宗徒たる者は両大本山を尊信すると共に、必ず両本山に拝登し、宗祖大師太祖国師の御真影を礼拝し、報恩謝徳の誠を尽すべき事一 両本山の貫首猊下は、一宗の法主にして即ち現在の宗祖大師太祖国師なれば之れに対しては曹洞宗徒たるものは、最も敬意を表する事一 宗制は一宗を統治する憲法なれば、尤も之を重んじ堅く遵守する事一 両本山及所属寺院に対して、檀信たるの責務を完ふ…