今日も朝から蒸し暑いですね。 3日前には蕾だったキキョウも、一気に花開きました。花びらは空に向かって、全身で光をつかもうとしているかのようです。梅雨も後半を迎えると思い出す俳句があります。 暈(かさ)もなく 梅雨明けのこの 大月夜 (星野立子)この短冊は、亡き父が高尾山薬王院での修行中に、高浜虚子の娘で俳人の星野立子先生(1903~1984)より頂戴したものです。 星野立子 ほしの-たつこ 1903−1984昭和時代の俳人。明治36年11月15日生まれ。高浜虚子(きょし)の次女。父に師事し,杉田久女(ひさじょ),中村汀女(ていじょ)らとならぶ女性俳人として知られる。昭和5年俳誌「玉藻(たまも)…