冬に入ってからのこういう穏やかな日を小春日和とも小六月とも名付けたのはいったいどなたであろうか。まったくいい得て妙というしかない。昨日はあんなに吹き募っていたのに、今日は忘れたように静かだ。朝の最低気温が十度を下回るようになったので、朝歩きは止して、昼間に変えた。カメラを持って歩いて撮る楽しみも昼なればこそ。稲田はすっかり刈り取られ、野草もかわいい実を結んでいる。 『ちくま文学の森 旅ゆけば物語』 この前読んだ池内さんの本に、この本の編集に携わった思い出があった。森毅、井上ひさし、安野光雅諸氏と過ごした時間のことで、安野さんは、自分にとっては最も幸せな時間だったと述懐されていたとある。まあ、そ…