3月に入り、雪が溶けた始める頃になると、 春の行楽の一つ「山菜採り」(さんさいとり)は 始まります。 「山菜採り」の歴史は、 5000年以上前にも遡ると言われ、 日本では最大の縄文遺跡である 「三内丸山遺跡」からタラの芽の種が 発見されています。 kafu-kai.hatenablog.com 『万葉集』にも山菜が多く詠まれ、 春になると「蕨狩」(わらびがり)と言って、 山野に出てくる蕨を摘みに出掛けました。 君がため 春の野に出で 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ せりなずな ごぎょうはこべ ほとけのざ すずなすずしろ これぞ七草 なお従来は山村の生産活動として行われていた 山菜やキノコの…