今回は三重県名張市の宇流冨志禰神社(うるふしね-)について。 宇流冨志禰神社は名張市街の川沿いの丘陵に鎮座しています。 創建は不明。『延喜式』に記載された「宇流富志弥神社」に比定されており、古文書によれば平安時代には確立されていたらしいです。安土桃山時代には織田信雄による2度の侵攻(天正伊賀の乱)を受け、境内や古記録を焼失しています。江戸時代には藤堂家の庇護を受けました。 現在の境内社殿は、江戸後期以降のものと思われます。春日造の本殿のほか、多数の境内社があります。また、多くの社宝が文化財に指定されています。 現地情報 所在地 〒518-0713三重県名張市平尾3319(地図) アクセス 名張…