今年度の賃上げ後の動向 今年の春闘は、上場企業を皮切りにバブル期を超える勢いで賃上げが進んでいる。 現在は、中小企業がどの程度追従出来るか?が目下の関心事だ。一方で、実質賃金が上がらないとの報道が目立つ。もっとも、この数字は2月までの速報値で、インフレ率も含め、春闘の数字は反映されていない。 実質賃金、プラスは夏以降か リーマン時に並ぶ23カ月連続減―2月調査 NHKによれば、中小企業の回答状況は概ね、高い数字を示しているが、やはり大企業には及ばない。 春闘2024 高水準の賃上げどう波及?実質賃金は23か月連続でマイナス続く この状況下で労働者不足が深刻な中小零細企業は、厳しい選択を迫られて…