原題は「Belle de Jour」(三色朝顔のことで”昼間の美人”という意味) 原作はフランスの作家ジョゼフ・ケッセルが1928年に発表した同名小説 スペインからフランスへ拠点を移したブニュエルに プロデューサーのアキム兄弟が(何人もの監督に断られた)この企画を持ち掛け ブニュエルがジャン=クロード・カリエールに共同脚本を依頼 「あんな駄作を映画にするのか」と驚くカリエールに 「原作にフロイト的な精神分析学の要素を加え 良心とセックスの関係性を描く」と説明し納得させたそうです それがあの謎の冒頭のシーン(笑) 馬車に乗ったセヴリーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)と 彼女の不感症を責める夫のピエール…