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晩白柚

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ばんぺいゆ

:果物
:植物


 原産地はポリネシアないしマレ−シアとされており、ベトナム・台湾経由で昭和5年に鹿児島県果樹試験場、同8年に熊本県果樹試験場に導入された。八代地方に導入されたのは昭和26年で、急速な増植が図られたのは昭和40年代以降である。当初は八代市のみの特産果樹だったが、現在は竜北町、宮原町、東陽村でも栽培が盛んであり、い草と並んで八代を代表する特産農産物に成長した。平成7年産の全国の生産量は約1,100tで、その90%が熊本県(966t)、そのさらに84%が八代(810t)で占められている。名実共に八代地方が全国唯一の産地である。
名前は、台湾の在来種”白柚(ぺいゆ)”より熟期が晩生のために、”晩白柚”と命名された。果実は露地で平均1.4kg、ハウスでは1.8kgに達する。毎年1月末に開催される八代地域晩白柚品評会において、過去最高の記録は平成5年の4,220gであり、世界最大のカンキツと言って過言ではない。

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