重度障害者が地域で生活するための課題について描いたドキュメンタリー映画「普通に死ぬ」が、藤沢市労働会館で上映されました。 映画では、まず障害がある娘を亡くした夫婦が、生前は娘を看取った翌日に死にたいと話していたが、それは正しい考え方だったのか自問します。 「親亡き後」への不安は、市内でもよくお聞きする大きな課題です。これは、介護の主体が家族、多くが母親に依存しているため、裏返せば社会で支える環境がまだ充分に整っていないために起きる課題だといえます。 本編は、2組の家族に焦点が当てられます。2組とも自宅で介護を担ってきた母親が亡くなり、生活が一変します。それまでは通所施設に通って、友人との交流を…