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暁の別れはいつも露けきをこは世にしらぬ秋の空かな

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【10分で聴く源氏物語 第10帖 賢木3〈さかき〉】 斎宮が気になる源氏。恋ををすべきでない人に好奇心の動くのが源氏の習癖である😓斎宮に別れの御櫛をさす帝は悲しみに耐え難く御成になった。by🐱

🍁【源氏物語198 第十帖 賢木10】斎宮の御禊の式が行われた。源氏は斎宮の大人びた手紙に胸がなった。 〜十六日に桂川で斎宮の御禊《みそぎ》の式があった。 常例以上はなやかにそれらの式も行なわれたのである。 長奉送使《ちょうぶそうし》、 その他官庁から参列させる高官も 勢名のある人たちばかりを選んであった。 院が御後援者でいらせられるからである。 出立の日に源氏から別離の情に堪えがたい心を書いた手紙が来た。 ほかにまた斎《いつき》の宮のお前へといって、 斎布《ゆふ》につけたものもあった。 いかずちの神でさえ恋人の中を裂くものではないと言います。 八洲《やしま》もる 国つ御神《みかみ》も こころ…

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【10分で聴く源氏物語 第10帖 賢木2】 六条御息所を訪ね 源氏は榊の枝を御簾に差し入れる。想いが溢れ泣き出す源氏。この人を、永久につなぐことのできた糸は、自分の過失で切れてしまったと悔やむby😿

🌖源氏は榊の枝を御簾に差し入れる【源氏物語193 第十帖 賢木5】 変わらぬ心を榊の常盤の色に例える。 〜どうすればよいかと御息所は迷った。 潔斎所《けっさいじょ》についている神官たちに どんな想像をされるかしれないことであるし、 心弱く面会を承諾することによって、 またも源氏の軽蔑を買うのではないかと 躊躇《ちゅうちょ》はされても、 どこまでも冷淡にはできない感情に負けて、 歎息《たんそく》を洩《も》らしながら座敷の端のほうへ 膝行《いざっ》てくる御息所の様子には艶な品のよさがあった。 源氏は、 「お縁側だけは許していただけるでしょうか」 と言って、上に上がっていた。 長い時日を中にした会合…