ある日、もう少しでお昼って時に インターホンが鳴りましてね。 出てみると、見知らぬおじいさんが立っていました。 「○○だけど…ご主人いる?」 こんにちはとか はじめましてとか そういう挨拶もなしに いきなり始まった会話です。 おじいさんが名乗った「○○」という苗字は、知っていました。 数件先にお住まいの方と同じ苗字です。 だけど、ご主人とは一度もお会いしたことがありませんし 日頃からのお付き合いもありません。 「夫は仕事で出ていますが」 そう答えますと 「ちょっと相談で来たんだけど」 とおっしゃる。 それによれば おじいさんの奥様が外出した折に 気に入った商品を見つけた。 それは(詳しくは書け…