最近、SF小説にはまりなおして! 古典を読み漁っています。 以前から気になっていた巨人三部作読破しました。 火星で発見された5万年前の人類の遺体をきっかけに、 現在の太陽系や人類ホモサピエンスの成り立ちを空想科学的にひとつひとつ論証していくくどいくらい丁寧な筆致が魅力の三作でした。 難解といえば難解な本です。 その難解さを我慢して読み進めれば一気読みしてしまうくらいのオモシロさ。 現在のSF小説では読み易さも大事な要素のはずですが、7~80年代は、読み手の読解力に負う作品が一般的だったのかしら。 テーマとしては、人類・ホモサピエンスはどうにも(宇宙人の中でも)暴力的だということ、その本能を知性…