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暴走族

(一般)
ぼうそうぞく

→珍走団

いわゆる「走り屋」とは無関係。

多くの場合、マフラー(消音器)・座席・ライトなどを改造したオートバイ、あるいは派手なエアロパーツなどを取り付けた改造車に乗ったメンバーたちが徒党を組み、夜中に公道を占拠して爆音やクラクションを響かせながらのノロノロ運転を行なうなどの示威的活動を行なうケースが多い。
メンバーの大半は10〜20代の少年達である。(少ないながらも、女性だけの暴走族が存在する。彼女たちは「レディース」と呼ばれる)
また、揃いのユニフォームを作って結束をアピールしたり、「掟」と呼ばれるグループ独自の戒律を定めている(これを破った場合は、「制裁」としてリンチが行なわれる事が大半)団体が多い。
一部は「ツッパリ」などとかぶる部分がある(派手な髪型や毛染めを行なう・特徴的なデザインの衣服を着る・難しくおどろおどろしい漢字を使っての当て字読みを行なう→『愛裸武勇』『夜露死苦』、など)。メンバーが違法な薬物(シンナー・合成麻薬など)やタバコ(未成年で)に手を出す事も少なくない。
行動パターンとしては反社会的行為(公道での暴走・爆音・信号無視)を多く行なうため、学校・PTA・警察などからは敵視されている。また逆に、暴走族やそのOBに食指を伸ばす暴力団も少なくない。

暴走行為の法的側面

当然、暴走行為や不法な改造は道路交通法道路運送車両法に違反する事になる。
また、暴走行為が原因で誰かが健康を害するというような事態であれば、刑法208条暴行*1や204条傷害*2が該当するものになる。

暴走族ではないが…

近年、住宅地近辺で突発的に単独で車を急加速する等して大きな排気音を出すという行為がよく見られる*3
この様な行為を行う者は多くが特徴的な外見であり、組織犯罪者近辺の人間が請負又は自らの意思で近隣の安寧と健康を害するためにやっていると思われる。
単独犯なので暴走族とは言い難いものなのであるが、暴走行為、迷惑行為には間違い無く、規制が望まれる*4

*1:暴行は大声を出したりするだけで成立する、結構対象が広い罪である。

*2:健康に影響が出た様な場合、例え相手に接触していなくてもこの罪が成立する。

*3:この様な排気音については、国土交通省も規制を行う意向がある様であるが、急加速域での規制はかかっていないのが2016年3月時点の現状である。(通常走行時は小さな音だが急加速時に大きな不快音がする様なものについて規制から逃れているマフラー・消音器が多くある。)

*4:監視カメラ等でナンバーを捉える事が出来れば容易に行えると思われる。

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