小学生だったころ、友達の履くシューズが羨ましかった。タテヨコ高さのどの方向も細く薄く引きしまった外観に憧れた。ソールは上から見下ろすとアッパーの影に隠れて見えないくらい極薄だった。アレを履けば僕も早く走れると夢想してやまなかった。 粘ってねばってようやく親を口説いた。週末にばあちゃんに連れられて街の靴屋に行った。目指すシューズを見つけ試し履きして驚いた。何も履いてないような軽さは空も飛べそうな気持ちにさせてくれた。正に天にも昇る心地。それまで僕が履いていたのはドテッ、ボタッとして見るからに鈍で重そうだった。溝はあるが平面が多くノッペリしたソールは厚く、走るとバタバタと音がしたもんだった。 月星…
* 今日は、2ヶ月ぶりに次男の通院へ。短期間の間で成長を感じた瞬間がいくつかあった。脳の意識?細胞レベルで?なんだか変わっている…メディアもみず、ただ話をしながらいつもより1時間長く過ごしたのに、以前になく落ち着いていた。院内を歩くときも、駆け足になるのを抑えて歩くようにもしていたし、場をわきまえたマナーみたいなものへの意識が感じられた。 (ひょっとすると、私と同じくらいの態度だったかもしれない) 脳に未経験のことや新しいことを行わせようと何度も要求すると1つまり現在していることをやめて別のことをしようとすると1脳は次第にそれをうまくできるようになる。脳は活性化されることを好む。やめることは、…
* また幾つかの本を売りに出した。 人気がある本だといって自分自身に残したい教訓になるわけではなく、本を読んでいて大事なのは、客観的に考えてみて、また新しい自分の中の広い視点をもっていくこと。 * 家で完結して愉しめることが多くなってきてからのこと、すっかり近所付近の外出の楽しさがわからなくなってきて、心身のストレスもかなり減った。家の庭に一歩踏み出せば、自然とやるべきことがみえてくるようで、雑念も減り、頭の中も整理されてくみたい。 庭仕事をしていると、カエルやハチや蝶、その他虫たちが続々と現る。お互いにせっせと暮らし共存している感覚になる。これだから自然にいると心地いい。 限りある一日の時間…
聞く耳を持っていても、意見や要望を書いたノートがあっても、それらを実行できないのならば意味が無い。 Even if they have ears to hear, even if they have a notebook with their opinions and requests, it is meaningless if they cannot implement them.
目が覚めて頭が重い。起き上がろうとすると目がまわる。気のせいではない。自分のアタマと部屋が反対にまわっている。またやってしまったのか。後悔先に立たず。しかしわずかながら残っていた気力でベッドから這い出た。 昨晩遅くまで書くことをねばった。どうしても締め切りに間に合わせたいと踏ん張った。言葉をつなぎ自分が望む形にすることを諦めたくなかった。気持ちは充実し集中力が絶えることはなかった。 しかし夜が明けるまで追い込むことはやめた。翌日使い物にならなくなることは自明のことだ。気力と体力は使い切るより、余裕を持たせた方が次につながることは今までの経験から学んだ。 今朝気合を入れてパソコンに向かった。何と…
取りかかりにく問題は、いつも身の回りに起きている。決して、いつもうまくいっているとも思えないし、常にこれでいいのか?と自問自答しながら毎日を振り返って考えてく、の連続。どれがいいことなのかもわからないけれど、自分なりの方向性は正しいと、ときには信じることしかできない。そんな今ある複雑な心境を溜めたままにして消化しないままでいることのないように、メモしたり、綴っておくようにする。 頭の中で考えているだけでは、うまく整理できない気持ちをあえて言語化し、表現するところから一歩踏み出している気がする。 いま行動している半径5メートルくらいのことに対してどう考えていこうか?と思いながら、良い風向きのする…
ようやくキーボードを叩く指が滑らかに動くようになってきた。考えて叩く。考えて叩く。とにかく叩く。多少雑でも文字にしていく。そうすれば次の文章や展開が見えてくる。深く考えるより目に見えるようにすればなんとかなるって感じだ。 並んだ文字を眺め、気に入らなければ直す。文章を入れ替えたり、語尾を変えたりしていく。新たに単語を差し入れることも削除することもパソコン上はいとも簡単にできる。紙の原稿用紙ではとうていできない荒業も思い切ってできる。 パソコンやワープロが広まる前の文豪たちの文章を考える技術って、この意味でもスゴイと感心する。頭の中で考え練りに練った文字をつなぎ合わせ、筆で紙に記していった。頭の…
今朝目が覚めて、頭が重い。前夜の家飲みが過ぎたか。それとも寝るタイミングをはずしてしまったか。朝から後悔の念に苛まれる。いつもの通り朝食を摂り掃除に精を出す。しかし食器洗いに手が付けられない。シンクにあふれる皿、グラス、カップは昼までに済ませればいいと開き直った。 心織筆耕も諦めベッドにもぐりこもうと寝室に向かった。しかし、となりの書斎に脚が向いた。椅子を手で引き座ってキーボードの上に手を構えた。半信半疑でキーをたたき始めた。なんとなく始めたのだが意外と創作は進むもんだ。調子に乗って昼過ぎまで四時間ぶっ通しで書き進めた。 遅めの昼食を摂ろうと立ち上がったが力が入らなかった。腹の奥底が重く気持ち…
創作のために、昨日一日かけて書きたいことをネタ帳に箇条書きした。時系列を追って思いつくことを並べていった。うーん、うーん考えていれば、ひとつ思いつきそれにつながって浮かび上がることもある。しかしそう長くはつながらない。必ず絶えてしまう。 何もないわけがないと上を見上げ、下を覗き込むようにしたり、首を右に左に。それでもだめなら上半身を左右にひねる。さらには立ち上がって膝と腰の屈伸運動だ。いよいよは隣の部屋に行き腕立て伏せをする。やり方は二とおりある。腕を身体と平行に添えてやれば腕と肩に効く。腕を身体と垂直にしてやれば胸に効く。それが終わったらローラーを使って腹筋運動だ。 頭が煮詰まったときの気分…
昨日、作品の舞台にしたいところを見に行った。数ある文学賞の中でこれこそと思うものに狙いを定めて、そのための取材だ。しかし、書くかどうか半信半疑のまま歩いて回った。取材旅行気取りは楽しかったが、まだ決めかねた。帰ってからパソコンとノートを前に当てもなく考えた。 今日もぐるぐると終わりのない思考になっていた。夕方、カミさんが仕事から帰ってきたところで腹を決めた。そうだ。応募を宣言してしまえばいいのだ。笑われようと嫌味を言われようとやってみる。今書かずにいつ書くんだ。できるかできないかわからない、ではなくやるんだ。おそらく、いや間違いなく途中で詰まって苦しむに違いない。とにかくひとつ仕上げてみよう。…
こんにちは。 FindyのTeam+を開発している西村(sontixyou)です。 【エンジニアの日常】エンジニア達の自慢の作業環境を大公開 Part1と題して、公開したブログが好評でした。 それに続いて、弊社エンジニア達の作業環境を見ていきましょう! 作業環境を大公開 西村 私は、現在週3日ほど出社と残りはリモートワークしています。そんな私の作業環境をご紹介します。 デスクの全体像はこのような感じです。 デスクは新卒時代の先輩からおさがりです。幅120cmのものを使用しています。 ディスプレイはDELLの27インチ 4Kモニタを2枚使っています。1枚だけ縦置きにしている理由は、省スペース化と…
本記事は Webデザイン事業部ウィーク 2024 4日目の記事です。 🌈 3日目 ▶▶ 本記事 ▶▶ 5日目 💐 Figma開発モードにお金を払う価値はあるのか Figmaの「開発モード(Dev Mode)」はベータ版が終了し、有料となりました。 正直まだまだ無料ベータ期間が良かったなぁ… 料金プランが変わったということは、チームのアカウントの見直しが必要になります…! これまで無料のベータ版の期間が長かったこともあって正直抵抗があるチームも結構多いのでは…と思います。 エンジニアを抱える開発リーダーの方や、管理者の方は「本当にお金を払う価値があるの?」「閲覧者権限じゃ作業はできないの?」とい…
こんにちは、プロダクトエンジニアのa2cとプロダクトマネージャーのdaisukeです。 本稿では、2024年1月に組成され、スクラムを採用した私たちのチームが最初の3ヶ月間に直面した課題とその改善策、それによってもたらされた変化を共有します。スクラムに参加するエンジニアとPMの多様な視点を取り入れ、実際の経験に基づく具体的な事例をオープンに紹介します。 なお、この記事は「SmartHRのプロダクトマネージャー全員でブログ書く2024」への参加記事です。ぜひ他の記事もご覧ください。 チームの紹介 PM1名・プロダクトエンジニア3名の計4名がコアとなり、価値提供に責任を持ちます。そのコアチームに兼…
井坂幸太郎のグラスホッパー読みました。 槿が、かっこいいですね。 冷静で頭のいい人、という感じで、こんな人いたら好きになってしまいそうです。 蝉の上司も、ある意味かっこいいと思います。 最近、推理小説にはまってます。 今回から人物の相関図を自分なりに書きながら読む事にしました。 相関図を書くと読みやすいです。 でもふと思ったのですが、推理小説って必ず殺人が起きますね。 殺人の起きない推理小説ってないのかな? 殺人の描写が残酷に表現してあるのは、読んでて嫌になってしまう。 そういう点でも、東野圭吾の作品のほうが好みかもしれません。
私は普段、建築設計の仕事をしています。 最近、注文住宅や集合住宅・共同住宅の設計を担当することが多くなってきました。 建築の設計はお客様ありきなので、必ず打合せがあります。 そこで大切なのが議事録です。 特に注文住宅の対応をしているときは何回議事録に助けられたことか。。。 議事録を詳細に書いた当時の自分に感謝です。 そんな議事録ですが、そもそも何のためにつくるものなんでしょうか? それは決定したことを証拠として残しておくためです。 議事録は発言録ではない 議事録と聞くと発言したことを書いて残しておくことを想像する人もいますが、これはよろしくない。(もちろん裁判や国会の議事録など例外もあります)…
私には英語という、どこへ出しても恥ずかしくない趣味がありますが、もう一つの趣味はBL小説を書くことです。BL小説を書くことが恥ずかしい趣味であるなどということは断じてありませんが、引かれそうで人には言いづらい趣味であることは否めません。特に面接などでは答えにくいですよね。 ちなみに私は四十代です。 BL小説を書いている四十代女性というのは、はたしてどのくらい存在するのでしょう? ある調査によれば、女性の五人に一人は腐女子だということです。さらに他の調査によれば、定期的に小説を書いている四十代女性の割合は、全体の3%ほどだそうです。 その二つの数字を単純に掛け算してみると、 0.2 × 0.03…
3/29 『ミツバチのささやき』と『エル・スール』を名画座で見た。 ミツバチの方は何度か見たことがあったが、『エル・スール』は以前併映されていた時に見逃していたので、ようやく見ることができた。 良かったな...。ミツバチよりも好きかもしれない。冒頭からラヴェルの弦楽四重奏第3楽章が流れた瞬間に流石に身を乗り出した。全てが美しく接続して自分の世界に取り込まれていくような感覚を久しぶりに味わった。こういう父親の描写に弱い。 見た後でヴィクトル・エリセについて日本語で書かれた唯一の本を借りて読んだ。マルメロの陽光というドキュメンタリー作品はなかなか上映されず、今でもDVDが4万とかする。映画にはこう…
逆張りこそが正統派 孤立 僕は小中高では、あまり特定の界隈に属すことをしなかった。変な話に巻き込まれたりするのが嫌だったから。ただ、その界隈自体は面白いものもあるので、適度に触れたりはしていた。安全圏ってやつ?その分、その世代に通じている噂を聞くということがあまりなかった。中学で、意外なあの子が付き合っているという話だって、数年のブランクを経て初めて知ったということもザラにある。極め付けは、高校で、やらしい画像が同じ世代中に広まっていたということだろうか。僕は全く知らなかったし、僕の周りでもその話をしているようには思えなかった…というか、実際はその話をしていたのだが、文脈が掴めず勝手に耳から離…
訪問いただき、ありがとうございます😊 2017年( 平成29年 ) 12月に脳出血、それも脳幹出血を発症。右麻痺生活7年目の日常です。 後遺症 ⬇️ 右麻痺で装具無し、時々サポーター。家では杖歩行。外出時は主に車イスを利用中。手は動くけど、物を持たせても目を離すと落とす状態。豆腐は握りつぶすし、ペンを持たせても内側に握りこんでペンを持っていられず字は書けない。運動麻痺、感覚麻痺、温冷・痛覚麻痺、疼痛、痺れ・締めつけ・突っ張り、麻痺側の多汗、複視、難聴と聴覚過敏などなど…🦯🦽 先日、娘に買い物を頼んだら、生を買ってきた😱 素材は間違っていないんだけど……… 麻痺で右手にペンを待てない。左で買い物…
お久しぶりです いつの間にか3週間経っていました びっくりしたよねその間何かあったかというと何もなかったです ただひたすらにぼーっとしている毎日でした、そしたらいつの間にか3週間経っていました 時間の流れというものはとても早いもので何かをやるやらないどっちにしろ過ぎていくものです まあ、とってもゆっくりできたので良かったのかなと思います palworldの進捗状態 最後のボス1個手前で終わっていたと思うのですがあれから挑戦してみて1回も勝ててないです 武器も更新してみたりパルを変えてみたりと簡単なものからやってみましたが3/4削ったところで時間切れでした のでGWで頑張って倒せるように頑張って…
ネット広告のグレーゾーン: ステマとそうでないものの見極め方 ネット広告のグレーゾーン: ステマとそうでないものの見極め方 ネット広告にはさまざまな種類がありますが、その中でもグレーゾーンとなっているのがステマです。ステマとは、広告であることを明かさずに口コミや体験談のように宣伝する方法のことです。
個人の関心で「頭がよくなりそうな本」を講読しています(「頭がよくなりそうな本をたくさん読むのは頭がよくないのではないか」とのご指摘をいただいていますが)。 そのうち比較的、読みやすいと思われる戦後日本で発表された文献の感想を、2024年に1カ月に1回の予定で共有しております。 今回は、民族学者の故・梅棹忠夫(うめさお・ただお)氏が1969年に発表した『知的生産の技術』を紹介します。 前回、紹介した小泉信三の『読書論』の他、文化人類学者の故・川喜田二郎氏の『発想法』など、京都大学の同僚たちの方法を学問分野を超えて紹介し、議論を提起した文献です。 最終章は、2025年を前に読んで衝撃を受けました。…
中間テスト31 『大気圧はおよそ1000hPaである』 この記述は◯か✕か。 ヒント: 気圧は気体の圧力のことで、 大気圧は地球上の大気の重さによる圧力のことである。 大気圧は高度や緯度、気象条件により変化するが、 一般的な標準大気圧(1気圧)は海面上での1013.25hPaの値を用いる。 中学理科では概算値の1013hPaを用いることが多い。 1013hPaはh(ヘクト)が100倍を表す接頭語なので、 101300Paと書くこともできる。 cafetalk.com
こんにちは。エンジニア採用広報チームです。 突然ですが、 2024年4月25日に当ブログは10周年を迎えました! 🎉 厳密なブログ開設日はわからなくなってしまっているので、当ブログの最初の記事の公開日から10年が経ったことを10周年と呼んでいます。 この記事では10周年を記念して、これまでの当ブログとその周辺の出来事を振り返りたいと思います。 最初の記事 made.livesense.co.jp 実は一番古い記事は、デザイナーの方が書いたようです。 ブログのドメインを見るとわかりますが、「tech」ブログでなく「made」ブログという名前になっています。リブセンスを「作っている」のであれば、ど…
株式会社スマートバンクの下河原雄太 (X@Yshimogawara)です。 当社は2024年4月に総額11.5億円のデットファイナンスを完了させて、リリースを出させていただきました。 prtimes.jp デットファイナンス(負債調達)は、資本が厚くなるエクイティファイナンス(資本調達)とセットでやる方が貸し手(レンダー)としても検討しやすく、圧倒的王道ではあります。ただ、当社については経理・財務チームが手厚くなったのがSeries A調達(2022年7月)から半年以上経った後であることもあり、エクイティファイナンスとは完全に切り離したデットファイナンスとなりました。 その中でも、11.5億円…