『うまい字はたくさんあるが、よい字というものは少ない。 北大路魯山人【魯山人書論(中央公論新社)】』 私は個性的な字は書けますが、かなりバランスが崩れた字を書くことが多いです。その理由は、情報量に対して筆記速度が遅いことも影響しているのかも知れません。 また、パソコンで文章を書くことが多いので、漢字が思い出せない傾向が強いです。これには、懸念があります。 お手本のような字を書く人でも、自信がない人がいます。 私から見ると、綺麗な字だと思うのですが、本人は違う感覚を持っているようです。 冒頭のフレーズは、「うまい字」と「よい字」を対比させています。 これを見ると、綺麗な字でも、その人にとっては、…