前奏曲集 第2巻 第7曲「月光の降り注ぐテラス」 属七の揺らぎ、素朴なメロディーと半音階的和声。そして臨時記号だらけのパッセージは一見複雑そうだが、実は属七を刺繍しているに過ぎない。神秘的な響きも、緩慢な超低音を取り除けば割と普通。頂点で白鍵だけのマーチのリズムとなるのは、鮮やか。 「映像」第2集 第3曲「金色の魚」前半の殆どを占めるピアニッシモを、もしフォルティッシモで弾けば、たちまちラフマニノフの「楽興の時」。クラシックのエンハーモニック転調のように、思いがけない手法でテーマが戻る。全体が即興演奏のような、野放図なまでの展開。「花火」のような後半。 ドビュッシーのこの2曲を暗譜した。それを…