日本の伝統行事のなかでも、平安時代から続けられてきた、中秋の名月(十五夜)にお月さまを愛でる「お月見」がある。今年は10月6日㈪の澄んだ秋の夜空に、この時季くっきり浮かぶ月を鑑賞する。それと同時に実りの秋を前に、収穫への感謝を捧げる風習ともなっている。 子供の頃は、十五夜のお月さまが見える縁側に、ススキを花瓶に生けて白味噌仕立てのだんご汁をお供えし、一度は横に座ってしんみりとお月さまを眺めた記憶がある。そんな花鳥風月を感じる時季に、大戸屋さんからお月見の特別メニュー「月見鶏すき焼き重@1140円」が発売された。 この物価が上がるなか牛肉は敬遠し、鶏肉を使ってあるのは原価率を下げようとする努力だ…