有人改札口。鉄道の駅の改札口のうち、係員が常駐し、目視及び手作業により改札を行うようにした通路をいう。対義語は無人改札ではなく、自動改札である。駅によってすべての通路が有人改札である場合と、一部の通路のみが有人改札である場合があるが、特に後者の場合に自動改札と区別するために用いられることが多い語である。なお、無人駅を中心に、有人改札が設置されていない駅もある。
有人改札口はほとんどの駅では精算所の機能を兼ねるほか、出札口(きっぷ売り場)と一体化している場合も多い。
自動改札機が設置されている駅では一般に、自動改札に対応した券(磁気化券、ICカード乗車券)は自動改札機を通すことが推奨される。自動改札に対応していない券を使用する場合や、自動改札では行えない処理(乗車券への押印など)が必要な場合に、有人改札を使用することになる。