個別指導塾に通う中2男子が 殆ど話したことない塾仲間から ”楽しい遊び”に誘われるって話だ。 といってもいかがわしい遊びじゃなくて、 くじ引きで出たキャラを1日演じるっていう 他愛ないけどちょっと惹かれるゲームなんだな。 主人公は塾仲間も自分と同じような自己主張の薄い タイプだと思ってたんだが、ゲームで活き活きと 別人になる彼を目の当りにしてビックリする。 で、主人公も遊んでみたくなるわけよ。 演じることの面白味に気づいた 彼にどんな変化が起きるか? 注目してほしいトコだ。 まぁ、短編なんで 5分で読めるぞ。 『飛ぶ教室』(62号/光村図書)より短編『明日のぼく』(有賀拓郎) 飛ぶ教室(62号…