ライトノベル作家。1989年、福島県生まれ。横浜国立大学卒。
2011年2月、『僕はやっぱり気付かない』で第5回ノベルジャパン大賞(現・HJ文庫大賞)金賞を受賞。同年8月、受賞作を『僕はやっぱり気づかない』に改題してHJ文庫からデビューする。
また、同年4月、『Happy Death Day』で第3回GA文庫大賞優秀賞を受賞している。同年9月、受賞作が『Happy Death Day 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン』としてGA文庫から刊行される。
ハーレム系恋愛競馬モノにおけるアンチテーゼ。お色気枠負けヒロインを題材とした話。 エロゲならともかく現代の一夫一婦制という倫理観に基づく少年誌にハーレムエンドは無い。 それ故、必ず少年誌のハーレムモノは恋愛競馬となってしまい負けヒロインが生成される。 本作品はヒロインの中でも「性にオープンなお色気枠」担当のヒロインに焦点が当てられている。 結論から言えば主人公の弟とくっつくという代替エンドが与えられ安易な救済がもたらされる。 それでも負けヒロインが抱く失恋描写は秀逸。だからこそ恋愛競馬って苦手な層も多いんだよな。 少年誌に必ず掲載されるハーレム系恋愛競馬作品に対するアンチテーゼ ハーレム系恋愛…