固有種の宝庫のマダガスカル アフリカ東のマダガスカル島は様々な固有種が生息する地域である。マダガスカルには原始的な猿であるキツネサルの仲間が多種生息している。動植物の9割はこの島だけの固有種である。 www.youtube.com 東海岸は湿った熱帯雨林であり、年間降水量は日本の2倍に達するところもある。ここにインドルという体長90センチもある最大のキツネサルが生息する。またラノマファナ国立公園の森林にはゴールデンタケキツネザルという猛毒を食べるサルがいる。彼らが食べる竹の芽は栄養は豊富であるが、人間の致死量を超える青酸が含まれている。彼らは栄養を摂るために毒素を分解する酵素を獲得したのである…