関西フィルの日本人作曲家シリーズである 今日は関西フィルの定期演奏会である。今回は日本人作曲家シリーズという一種の珍曲シリーズ。メインである貴志康一の「仏陀」は関西フィルが1984年に日本初演した曲で38年ぶりの再演。とはいっても、当時のメンバーは既に誰もいるはずもなく、藤岡幸夫にしてもまだ指揮者デビュー前で慶應義塾大学で学生生活をエンジョイしていた頃だろう。かく言う私もまだ大学生である。 さらに伊福部昭のヴァイオリン協奏曲という、これも滅多に聞く機会のない作品も登場。神尾真由子の出演は「出演者変更」となっているが、そう言えば元々の予定は関西フィルの元コンマスの岩谷だったか。彼は違法な草を自宅…