2022年12月3日 「木枯や採血室の人の列」 今日の季語は「木枯」。だいぶ冬めいてきました。昨日行った病院では血液検査を受けました。年に1回の定期検査です。この地域の基幹病院のひとつなので、採血室も20人ぐらいのスタッフが採血にあたっていました。待合室の沢山の長椅子も人でいっぱいです。もう見慣れた風景ですが、師走なので一層あわただしい感じがしました。 『今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)で「木枯・凩」を見てみました。 「晩秋から初冬にかけて季節風の吹きはじめの冷たく強い風で、木の葉を落とし枯れ木としてしまう風の意味。古くは和歌では秋の風としても詠まれた。なお北国では雨を伴う…