久々の雨となった。今治や岡山の山火事が鎮火してくれればいいが。 有名な秋田民謡「長者の山」には、山火事=野火がうたわれている。 ♪ 山さ野火ついた 沢まで焼けるな なんぼか蕨コ さあさ 惚けるやらなあ 山火事を見ながら蕨を心配している。山火事は当然起きるものだったし、当時はこのくらいのんびりうけとめていたのだろう。今日の山火事とは規模も違うかもしれない。 現在の山はスギ、ヒノキの植林で単一相になっているのも大火事になる原因の一つかもしれないと思う。 スギは乾燥すると油があってよく燃える。昔は焚き付けにしたものだった。昭和30年代の奥信濃の田舎の小学校では、冬にストーブの焚き付け当番があって、当…