2021年3月28日 世の中の辞書好きの人におすすめの一冊です。辞書の編集に人生をかける人々を描いて、2012年第9回本屋大賞第1位に輝きました。 この本は、出版当時の評判ですぐに買って読み、辞書好きだったせいもあってすぐに物語に引き込まれました。読みながら、登場人物と一緒に辞書の編集の現場に立っているような、そんな臨場感を味わいました。あれからもう10年の年月が過ぎて、ストーリーの細かい内容は忘れてしまっていましたが、また再びあの爽やかな感動に浸りたいと、今回もう一度読んでみました。 私の現役時代の仕事は、特に50歳代からはデスクワークが多かったので、辞書にはずいぶんお世話になりました。退職…