読み慣れない本を読む 最近、哲学の本が好きで図書館でしょっちゅう手に取るのだが、基本的な知識や読解力がまったく足りていないのだろう、何が書かれているのかわからないということが頻繁にあり、本を開いては挫折し開いては挫折し、たまに読了するが開いては挫折し…を繰り返し続けている。シンプルに難しい。超難しい。 ただでさえ自由な時間が少ない社畜なのだから、身の丈(いやな言葉だなあ)にあった読みやすい本を選べばいいのに、と自分でも思わないことはない。なにしろ哲学の本を1冊読む間に、本棚に眠っている小説を3冊は読了できるはずである。その3冊はきっとずっと読みやすくて、わかりやすくて、読後感もはっきりしている…