淡路島の農園付き住宅プロジェクトで、5棟の愛らしい方形屋根が風景を創りはじめた。 建築家 阿曽さんの仕事。 4面それぞれ勾配が異なる方形プランに、銀古美の仕様は至ってシンプル。 軒先ガルバリウムの上に桟瓦のみで葺きさらし、隅棟は7寸素丸を一本伏せとし、隅先は隅巴の上に7寸巴を被せる仕上げ。 素朴な仕様がかえって愛らしい佇まいをつくる。 重厚な社寺仕様もできれば、洋の東西を問わないシンプルなデザインも作れる…1,400年の歴史に培われた数百種類あるパーツの組合せによる瓦の表現力は無限大だ(^^) 本プロジェクトでは、古き良きではなく“新しき良き”風景が創られようとしている。 そしてそれはきっと将…