写真家。 関連語 リスト::写真家 東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。 大判カメラを用い、アオリによって擬似的に浅い被写界深度を表現することによって、実際の風景をまるでミニチュアの接写であるかのように見せる手法が特徴的。
NHKのトップランナーに出演されます。放送時間は 放送は2006年11月26日(日)教育テレビ19:00〜 再放送2006年11月30日(木)総合テレビ24:00〜 です。
本年の春に【虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F】に新規オープンのギャラリー。寡聞にして存在を知らず、本展の告知をたまたま見つけ認識をした次第。 過去二つのexhibition履歴を確認すれば何れも好みの内容で、知らずにいたことが悔やまれてならない。 ギャラリースペースはフロアーのかなり端の方に在り、少々分かり難い。 で、標題展。受付にはプライスシートも用意されており、基本、売る気は満々のよう。 が、来場層を見ていると、『本城直季』を知らぬ人や、こうしたスペースに初めて足を踏み入れる人が多そう。 まぁ、こうしたきっかけで、アートに興味を持てば、それは良いこと。 その技巧に驚嘆した〔small …
2022年は29のアートな展覧会を鑑賞。 コロナ禍で延期になってた展覧会がたくさん開催された一年となりました。 今年のベスト12の内、まずは12位から7位までを紹介します。
東京都写真美術館で本城直季 (un)real utopia を鑑賞しました。 本城直季は、被写界深度をコントロールしてミニチュアのような風景写真を撮る写真家です。 ネット上で作品を見たことはありましたが、ホンモノを見るのは初めて。写真をホンモノというのも変だけど。 現実だけど現実じゃない感じが、とてもおもしろかったです。 個別の感想は下記で。
本城直季の展覧会を観に恵比寿の東京都写真美術館へ。開館とほぼ同時に入ったので、人も少なくゆったりと鑑賞できた。贅沢な空間を満喫。展覧会は、全作品撮影可能。(フラッシュ撮影は禁止) 初めて本城直季の作品を観たのは、これ。写真集「Small Planet」の表紙だった。2006年、てっきりミニチュア模型を写真に撮ったものだと勘違いして、実はピントのフォーカスを中心に置き周りをぼかすことで広大な景色を箱庭のようにしたものだった。彼の写真が人気になってから、デジカメやアプリでこうした写真が撮れるような機能が流行ったけど、やはり大判カメラのアオリを利用して俯瞰させた構図はさすがプロフェッショナルだなあ。…
出展作家の名前を見ると『土門拳、木村伊兵衛、田沼武能、中谷吉隆、須田一政、安達洋次郎、築地仁、本城直季、森山大道』と何れも大御所が並んでいるわけだが、展示の仕方にも面白い仕掛けが。 扉を入って左手から順に、戦前~戦後と時計回りに続き最後は2000年代に終わる。 その時代毎を一人の写真家に割り当てる、戦前=『土門拳』、2000年代=『森山大道』といった具合に。 焦点が当たっているのはタイトル通り、東京の街とそこに住まう人々だが中には『本城直季』の様に、街の外観を捉えた作品もあり。 会期は6月14日(月) ~9月4日(土)。