小説家。 1971年生まれ。
1994年「眠りの海」で第16回小説推理新人賞受賞 1999年「眠りの海」を収録した『MISSING』で単行本デビュー 2000年初の長編『ALONE TOGETHER』を刊行 2002年連作短編集『MOMENT』を刊行 2004年刊行の『真夜中の五分前』が第132回直木賞候補作
※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。 今回手に取ったのは、本多孝好さんのこぼれ落ちる欠片のために。初めて読む作家さんでしたが、私の大好きな「読んだ後に考え込んでしまう物語」でした。優しさを感じるタイトルと、本多さんにとって初の警察小説ということで「推理要素もあるかな?」と思い、惹かれるように選びました。 【あらすじ】警視庁捜査一課のモブ顔な刑事・和泉と、言葉数の少ない美人刑事・瀬良。和泉は新たに無口で何を考えているかわからない瀬良最初は手を焼きます。しかし捜査を進めるうち、瀬良が持つ「研ぎ澄まされた観察眼」で他人の嘘や違和感を見抜いていくことに気づき始めます。 物語は三つの連作短…
こんにちは、めめです!!!今月も気が付けば中旬に。仕事中は時間が経つのが遅いなと思うこともあるのですが(社内ニート)、1ヶ月単位でみると時間があっという間すぎて驚きます。仕事も他の予定も何にもないですって日がないなとスケジュール帳をみたら今月1日だけあったので大掃除するぞ密かに計画を立てています。 さて、今週の読書記録です! 今週も引き続きミステリーなんですが・・・。とりあえずいってみましょう!!! 1.スクープ 著者:今野敏テレビ報道局社会部に所属する記者である主人公。素行に問題はあるが、独自の人脈と人の懐にするりと入っていける人柄、天性の好奇心で数々のスクープをものにする。情報源である刑事…
本多孝好『dele2』(角川文庫)の感想になります。 ※ネタバレを含みます※ 本多孝好『dele2』(角川文庫) 依頼人が死んだ時に秘密のデータを削除する仕事、祐太郎の妹が死亡した事件の真相に近づく二人だが... あらすじ 本多孝好『dele2』(角川文庫) dele2 (角川文庫) 作者:本多 孝好 KADOKAWA Amazon 依頼人が死んだ時に秘密のデータを削除する仕事、祐太郎の妹が死亡した事件の真相に近づく二人だが... あらすじ 『dele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)』は、依頼人が死んだときに動き出す。 故人より託された秘密のデータを削除するのが、この会社の仕事だ。 所…
本多孝好『dele』(角川文庫)の感想になります。 ※ネタバレを含みます※ 本多孝好『dele』(角川文庫) 記憶と記録、生と死からデータが残す依頼人の想いにも触れていくミステリ あらすじ 本多孝好『dele』(角川文庫) dele (角川文庫) 作者:本多 孝好 KADOKAWA Amazon 記憶と記録、生と死からデータが残す依頼人の想いにも触れていくミステリ あらすじ 【あなたの死後、不要となるデータを削除いたします。】 罪の証。不貞の写真。隠し続けた真実。『dele.LIFE』で働く圭司と祐太郎の仕事は、秘密のデータを消すだけ――のはずだった。 あなたの記憶に刻まれる、〈生〉と〈死〉、…
本記事では本多孝好さんの小説『チェーン・ポイズン』を紹介します。 チェーン・ポイズン あらすじ ネタバレなしの感想 主な登場人物(重大なネタバレ要素あり) ネタバレありの感想 チェーン・ポイズン 著者:本多孝好 出版社:講談社 ページ数:432ページ 読了日:2025年9月2日 満足度:★★★☆☆ 本多孝好さんの『チェーン・ポイズン』。 講談社創業百周年記念書き下ろし作品。 なお単行本が発売されたのは2008年。 あらすじ 「本当に死ぬ気なら、一年待ちませんか?」、 一年我慢すれば、楽に死ねる手段を差し上げると言われた女性は、 十三年もぐずぐずと居続けた会社をあっさりと辞めてしまう。 そして、…
★★★☆☆ あらすじ ホルモン操作と遺伝子操作、それぞれの実験によって特殊能力を持って生まれた子どもたちは、チームを組んで両者で戦いを繰り広げる。 www.youtube.com 岡田将生主演、染谷将太、松岡茉優、鈴木伸之ら出演。本多孝好の同名小説を瀬々敬久監督が映画化。126分。 感想 母体へのホルモン操作により予知能力を持って生まれた青年が主人公だ。同じように特殊能力を持つ仲間とともに政府の裏の仕事をしている。彼らの前に別の実験、遺伝子操作によって特殊能力を持って生まれた集団が現れ、両者による戦いが始まる。 序盤はそんな彼らの特殊能力を使った戦いぶりが描かれる。それぞれがどんな能力を持って…
本多さん最新ミステリー。今までの本多作品とは少し趣向を変えて、比較的 王道よりの警察ミステリーです。こういう作品も書かれるんだなーと少し新鮮 でした。三作の中編集。他人から「ザ・モブ」と揶揄され、あだ名が『モブモブ』 とつけられてしまう程平凡な顔立ちの和泉と、恐ろしく美人だが対人恐怖症で 他人と会話することができない瀬良、凸凹な刑事二人がコンビを組み、難事件に 挑むバディもの。和泉は平凡を絵に書いたような顔立ちだが、取り調べのスペシャ リストと呼ばれる先輩から教え込まれた聴取術が武器。モデルのような瀬良は 刑事とは思えない程人と接することが苦手だが、類まれな観察眼を持ち、小さな 違和感を見逃さ…
前作のMOMENTの登場人物「森野」が主人公になりました。29歳になった森野は家業の葬儀店を続けておりその後の物語が展開されます。お葬式関連のお話がメイン。 肝臓がんで亡くなった佐伯篤弘さんや脳溢血で亡くなった立花慎三さんの葬儀の後に遺族から謎めいた依頼が森野に降りかかります。いい意味で森野はおせっかいなのでどんどん深みにはまっていくところが楽しいです。 今回読んでいてすっきりした場面は森野が禁煙したところ。前作は喫煙シーンが多くてイライラしていたので森野の禁煙をした描写で好感度が上がりました。今時喫煙シーンを重要シーンに持ってくるとかダサいですから。 森野と神田のその後もわかったのでさらにそ…
病院で掃除のバイトをしている大学生の神田と入院している患者たちとの物語。 しょっちゅう喫煙シーンや煙草を吸うシーンがでてくるのでイライラしっぱなしです。タバコが嫌いな人には地獄のような本です。 重要そうなシーンが喫煙所から始まる時点で嫌な予感はしていましたがここまで煙草がでてくると本をぶん投げたくなります。 出てくる患者はみな個性的。死期が近い有馬さん(病名不明)、喉頭がんの三枝さん、心臓病(病名不明)の今井美子ちゃん、乳がんの上田さん等々。上田さんの生き方が切なすぎる。 森野の存在は不要だった気がします。幼馴染でせっかく神田が人間臭くなるせっかくの相手なのに森野に対しても鈍い神田にイライラ。…
家族の繋がりとか家族の絆とかを 題材にした短編集。 どの物語にも、ちょっと歪だけど 本気で助けあったり、守りあったり、信じあったりできる 素敵な家族たちが登場する。 ハートフルでユーモアもあって 楽しく読み進めることができた。 日曜日のヤドカリの俺と弥生さんの関係が素敵だった。 books.rakuten.co.jp