真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 医師篤成が食の知識を豪語するが、「しお」の字の偏を「土偏」と答え、六条内府に一蹴され、大恥をかいたという失敗談。「塩」は「鹽」の俗字なので教養無しということらしい。 『徒然草絵抄』(小泉吉永所蔵) 出典: 国書データベース 🌙現代語対訳 篤成(あつしげ)という医師が、亡くなられた法皇にお仕えしていたとき、 医師くすし篤成あつしげ、故法皇こほうわうの御前おんまえにさぶらひて、 法皇の食事が運ばれてきた際に、 供御ぐごの…