娘に読んで欲しくて、さくらももこのエッセイを本棚に忍ばせた話を書きました。 すると数日後、私の狙いどおりに娘が本を手に取り「これ面白いのかな?」といって読み始めたではありませんか。 ◇ さくらももこのエッセイは読みやすく書かれているとはいえ、漢字にルビが振られていないところも多く、小学一年生が読むのは簡単なことではありません。 だってついこの間ひらがなとカタカナを教わったばかりで、漢字なんかまだ30個くらいしか習っていないはず。しかもそのうち10個は一二三…の漢数字ですからね。娘によると、知らない漢字は前後の分脈からなんとなく読んでいるんだそう。これは賢くなるわ。 私の時代を思えば、小学生女児…