朱元璋

岡本隆司のこちらの本は学びの多い本でした*1。まとめると大変なので最も興味深く読んだ点についてだけメモしたいと思います。まずはモンゴル帝国がどれだけ栄えて経済発展したのか、それに対してなぜ明は商業を否定する政策をとったのかをみていきたいと思います。 モンゴル帝国の興亡 モンゴル帝国勃興の背景には温暖化の影響があり、気候が暖かく農作物が育ち、人口が増加しました。クビライ・ハンは在位30年で統治システムを作り上げます。中央アジアのウイグルの商業資本はモンゴル軍とタイアップしながらシルクロード上に経済範囲を拡大していき、ユーラシア大陸が貫通されます。 拡大した経済圏によってモンゴル帝国では紙幣が普及…

「朱元璋（洪武帝）ってどんな人？」 「朱元璋はどんな顔？」 「朱元璋はどうやって成り上がったの？」 このページをご覧の皆さんはそんな疑問を持っているかもしれません。 朱元璋は14世紀後半の元末に活躍した人物で、農民反乱の中から頭角を現し出世しました。 その出世には彼の「顔」が深くかかわっていました。 大勢力を築き上げた朱元璋は農民反乱を鎮圧する側に回り、江南を中心に勢力を拡大します。 そして、居並ぶ群雄との戦いに勝利し弱体化していた元王朝を北京から追放。あらたに明を建国します。 しかし、建国後はすさまじい粛清を行い権力基盤を固めました。 今回は「異相」で貧農からの下剋上を成し遂げた朱元璋につい…

文字霊日記・３５７４日目 判例・凡例・範例・范蠡・反例范（ハン）＝艹+氵+㔾いがた・かた・のり蜂かた・鋳型・鋳造の型法則・規範 インターネットでの 翻訳「漢字辞典」検索での結果のボクの理解度では・・・ 「漢文語 ≠ 日本語」・・・「日本語」になっていないみたい・・・ 「英 語≒日本語」・・・「日本語」になっている・・・？ ↓↑ 「円満＝圓満⇔㘣」なカンジ？・・・ 「圓＝㘣」を調べてみた ↓↑ 㘣＝囗+肙・・・圓（エン）＝囗+員＝円 囗+口+月 ケン・セン・ゼン 規則・規制 从（從）囗，肙（エン）聲 従がう＝随う・遵う・順う・从 圓規 《說文解字．囗部》：規也 《古文苑．卷一七．蔡邕篆勢》 ：摛…

世界（日本を除く）の皇帝や王、大公などの一覧と、その英語での言い方です。かっこ内の数字は生没年、かっこ外の数字は在位年です。 まだ途中作成中のところがあります。順次アップデートしていきます。

文字霊日記・３５６２日目 ー↓ー なぜ、「ブッダ」は 「佛＝仏＝イ＋ム（私・よこしま→邪）」 になったのか・・・横の島・・・ 緯度３３度・・・横島→阿蘇山→横島 ・・・「玉名・熊本・隈本」 ↓ 権力の根元・・・根源・・・今現・・・ 「権原・權原」 「権力・權力」 「権限・權限」 の 「権＝權」の漢字 「権＝木＋𠂉＋隹（スイ・とり・フル鳥）」 「鳥＝白＋丂＋灬」 「權＝木＋雚（カン・こうの・おぎ） ＝木＋サ（廾・艸→丱）」・・・ ナゼ 「権＝權」・・・ 「木の雚（𠂉+隹）」なんだ？ ↓ 「雚」 「草」＋「隹（鳥）」＋「口口・口々） 草むらで、鳥がカンカンと鳴くさま 部首の意味は しきりに・熱心に…

中国ドラマ「永楽帝～大明天下の輝き～」第35話のあらすじは以下の通りです。 第35話「決断の時」 第35話は、まさに歴史の岐路を描いた緊迫感あふれるエピソードです。この物語は、明王朝の権力闘争と人間ドラマが交錯する中で、登場人物たちがどのような選択を迫られるかを描いています。 朱棣（しゅてい）の息子たちは、ついに都から北平（ほくへい）に戻ることを許されます。この帰還は一見、家族の再会のように見えますが、実際には彼らが直面する運命の重圧を象徴しています。朱棣は、権力の座を巡る激しい争いの中で、何を守るべきなのかを問い直す時期に差し掛かっているのです。 一方、朱允文（しゅいんぶん）の側近たちは、削…

中国ドラマ「永楽帝～大明天下の輝き～」第34話のあらすじは以下の通りです。 第34話「新政の始まり」 第34話は、歴史の転換点とも言える重要なエピソードです。朱元璋（しゅげんしょう）が崩御し、ついに朱允文（しゅいんぶん）が建文（けんぶん）帝として皇帝の座に就きました。彼の若さと新たな政権の誕生が、明王朝にどのような影響を与えるのか、期待が高まる瞬間です。 朱允文は年若く、彼の政治は側近によって補佐されながら進められます。この新政の第一歩として、彼は権力の集中を図るために、諸王の領地を削る「削藩（さくはん）」に乗り出します。一見すると、これは権力を整えるための正当な手段に見えますが、実はその裏に…

中国ドラマ「永楽帝～大明天下の輝き～」第33話のあらすじは以下の通りです。 第33話「切なる願い」 第33話は、家族の絆や歴史の流れに逆らうことの難しさが色濃く描かれたエピソードです。この回では、朱高熾（しゅこうし）とその息子・朱瞻基（しゅせんき）の誕生が重要なポイントとなり、明王朝の未来を左右する出来事が進行します。 物語の舞台は、明王朝の北平（ほくへい）。朱高熾は朱棣（しゅてい）の子であり、彼の誕生は、皇族の次世代を担う重要な出来事です。朱元璋（しゅげんしょう）は、朱瞻基や他の曽孫たちを都に呼び、朱允文（しゅいんぶん）と共に育てたいという思いを明かします。この意向には、将来の明王朝の安定を…

中国ドラマ「永楽帝～大明天下の輝き～」第30話のあらすじは以下の通りです。 第30話「燕（えん）王の敗北」 第30話は、物語の重要な転機となるエピソードです。この回では、権力闘争がさらに激化し、登場人物たちの運命が大きく揺れ動く様子が描かれています。特に、朱棣（しゅてい）と朱允文（しゅいんぶん）の間の葛藤は、視聴者の心を掴んで離しません。 まず、官吏の夏原吉（かげんきつ）が朱棣を新太子に推す場面から物語は始まります。夏原吉は、朱棣が新たな東宮にふさわしいと考え、その上奏を行います。しかし、朱元璋（しゅげんしょう）はこの意見に対してどう反応するのか、緊張感が漂います。夏原吉の発言は、彼の忠義心か…

中国ドラマ「永楽帝～大明天下の輝き～」第29話のあらすじは以下の通りです。 第29話「残された謎」 第29話は、物語の核心を揺るがす衝撃的な展開が待ち受けており、歴史ドラマファンにはたまらない興奮をもたらします。このエピソードでは、朱標（しゅひょう）が地図上に描いた三つの丸が引き金となり、皇宮内外でさまざまな臆測が飛び交います。 物語は、朱標が描いた三つの丸から始まります。この丸は、朱棣（しゅてい）、朱ソウ（しゅそう）、朱棡（しゅいん）の各親王の封地の上に描かれており、その意図を巡って議論が白熱します。これによって、太子謀殺説が広がり、皇位の兄弟継承を意味するものだと主張する声も上がります。こ…

中国ドラマ「永楽帝～大明天下の輝き～」第28話のあらすじは以下の通りです。 第28話「祈りの時」 第28話は、人物同士の感情の交錯と、権力の微妙なバランスが描かれた非常に重要なエピソードです。この回では、朱柏（しゅはく）と朱標（しゅひょう）の再会を通じて、朱棣（しゅてい）との関係がより複雑になる様子が映し出され、歴史ドラマファンにとって心に残る瞬間となります。 物語は、封地から上京した十二皇子・朱柏が朱標を訪ねるシーンから始まります。二人が再会し、杯を交わす姿は、兄弟の絆を強調しています。しかし、朱標が朱棣と三人で集えないことを嘆く場面は、彼らの間に横たわる隔たりを示しています。この隔たりは、…

中国ドラマ「永楽帝～大明天下の輝き～」第27話のあらすじは以下の通りです。 第27話「獄中の詩」 第27話は、登場人物たちの複雑な人間関係と時代背景が交錯する感動的なエピソードです。この回では、朱棣（しゅてい）の心情の変化や朱元璋（しゅげんしょう）の権力の象徴としての冷酷さが強調され、視聴者に深い印象を与えます。 物語は、朱棣が投獄された李善長（りぜんちょう）が詠んだ詩を解読するところから始まります。この詩は単なる文学作品ではなく、朱元璋への意思表示であることに気づく朱棣の姿は、彼の知略と感受性を示しています。詩は、李善長の心の奥底に秘められた葛藤や苦しみを映し出しており、彼の不安や無力感が感…

中国ドラマ「永楽帝～大明天下の輝き～」第24話のあらすじは以下の通りです。 第24話「2つの詔（みことのり）」 第24話のエピソードで描かれる「2つの詔（みことのり）」は、歴史ドラマファンにとって非常に興味深い展開となっています。このエピソードでは、明朝の権力闘争や複雑な人間関係が浮き彫りにされ、視聴する側に深い感慨を与えます。 朝廷では再び北征の気運が高まっており、朱棣（しゅてい）はその出征を熱望しています。彼は父である朱元璋（しゅげんしょう）に対し、自らの想いを直訴します。この場面は、朱棣の勇気と忠誠心が見える一方で、彼が抱える内面的な葛藤をも感じさせます。父に対する敬意と、自己の野心の間…

中国ドラマ「永楽帝～大明天下の輝き～」第23話のあらすじは以下の通りです。 第23話「賞罰の均衡」 第23話では、歴史ドラマファンにとって見逃せない重要な展開が待っています。このエピソードでは、冷遇されていた武将・藍玉（らんぎょく）が北元の残党を壊滅させることに成功し、再起を果たしますが、彼の傲慢さは次第にエスカレートしていく様子が描かれています。 藍玉はその功績にもかかわらず、北元の敵から奪った馬を朝廷に献上することなく、私物化する行為を見せます。この行動は、朱棣（しゅてい）との間に緊張を生む原因となり、二人の関係は険悪になってしまいます。朱棣の立場を考えると、藍玉のこの態度は許されるもので…