++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 前々号で「くに(州)」「あがた(県)」「あれ(郷)」について、前号では「あがたぬし(県主)」「くにつこ(国造)」「つうじ」「よこべ」「めつけ(目付)」などを解説し、ホツマにおける行政区画の階層や行政官の分掌などを読み解いてきました。これらの精緻な分析が、ホツマ時代の中央と地方との関係性を浮き彫りにし、また、その後の外来統治制度との[違い]、あるいは[混ざり合い]を考察する貴重な視座を与えてくれます。 本号では、その他の「区画」用語を概説します。 ホツマ時代の行政区画階層は「州・県・郷」…