『将門記』などを研究している。 神奈川県の高校教員であった。 bk1による目録。 http://www.bk1.co.jp/author.asp?authorid=110002089080000
2005年4月から、はてなダイアリーおよび人力検索サイトはてな(アンケート)で「村上モトクラシ大調査」が展開された。
『芥川龍之介短篇集』 ジェイ・ルービン編 村上春樹序 新潮社 本書の編者・ジェイ・ルービンは冒頭に書いた「芥川龍之介と世界文学」という概説の中で、「地獄変」について《芥川の作品の中で一編しか後世に残せないとしたら、この作品だろう》と評価しています。私は後期の傑作「歯車」とこちらと、どちらを選ぶかだいぶ迷ってしまうと思います。ルービン自身も同文で《「地獄変」が芥川の初期の傑作ならば、後期の傑作は間違いなく「歯車」だ》と断言しています。小説の書き方のスタイルがまったく異なるので、甲乙つけがたいとも言えます。 mori-jun.net 本記事タイトルに「地獄よりも地獄的な」とつけましたが、これは芥川…
「しかしホシノさん、ナカタはここのところよく夢に見るのです。夢の中ではナカタは字が読めます。何かの加減で字が読めるようになったのであります。ナカタはもうそれほど頭が悪くありません。ナカタは嬉しくて、図書館に参りまして、本をいっぱい読んでいます。... 世の中の人を二種類に分けるとしたら、この世界が完全な真っ暗闇であることを見たことがある人と、見たことがない人のどちらかになるだろう。皆、赤ん坊の頃にはその完璧な暗闇の存在が近くにあるのだけれど、それに触れるほどに距離が縮まる頃には、眠りに落ちてしまっている。真っ暗な時間は、刺すような静寂で、止まっているわけではないのに、あなたをどこにも運ばない。…
☆ジャズピアニストといえばこの人!!ビル・エヴァンス☆ ジャズピアニストと聞いて1番に浮かぶのがビル・エヴァンスという方は多いのではないでしょうか? 『Waltz for Deby』をはじめ多くの名曲を生み出し、50枚以上のアルバムをリリースしたレジェンド中のレジェンドです。 タバコを吸いながら演奏する姿もかっこいいとです。 ちょい前に紹介したセロニアス・モンクが個人的には好きなのですがだいぶクセが強い演奏。 ビル・エヴァンスはとてもスタンダンードで端正な演奏をするという印象です。 いかにもジャズっぽい、って感じでとりあえずビル・エヴァンス流しときゃ間違いないっていうか。 世間一般での「ジャズ…
村上T 僕の愛したTシャツたち (Popeye books) 作者:村上春樹 マガジンハウス Amazon 村上T 僕の愛したTシャツたち (Popeye books) 著者 : 村上春樹 マガジンハウス (2020年6月4日発売) f.2024/3/11p.2020/8/20 from amazon site 村上春樹のつい集まってしまったTシャツが本になりました! 僕が人生においておこなったあらゆる投資の中で、それは間違いなく最良のものだったと言えるだろう。――「まえがき」より。 『ポパイ』連載のエッセイが一冊になりました!ロックT/レコード系/マラソン完走Tシャツ/企業もの/ビール関係/…
ピエール・フォルデス 監督 村上春樹 原作、初のアニメ映画化 『めくらやなぎと眠る女』𝖡𝗅𝗂𝗇𝖽 𝖶𝗂𝗅𝗅𝗈𝗐, 𝖲𝗅𝖾𝖾𝗉𝗂𝗇𝗀 𝖶𝗈𝗆𝖺𝗇日本版ビジュアル解禁 初日は7月26日(金)に決定!ユーロスペースほか全国ロードショー #ピエール・フォルデス 監督#村上春樹 原作、初のアニメ映画化『#めくらやなぎと眠る女』𝖡𝗅𝗂𝗇𝖽 𝖶𝗂𝗅𝗅𝗈𝗐, 𝖲𝗅𝖾𝖾𝗉𝗂𝗇𝗀 𝖶𝗈𝗆𝖺𝗇日本版ビジュアル解禁初日は7月26日(金)に決定!ユーロスペースほか全国ロードショー╰━v━━━━━━━━━━━━━━╯ 🐸 pic.twitter.com/jVdiLb7FeT — ユーロスペース(配給) (@eurospa…
お題「この前読んだ本」 本を読むという行為は地味だ。 時間もかかる。目も痛くなる。 そもそも読まなくても生きていける。 そんな事を思っていた。つい最近まで。 どうも、プロサーファーというニッチな職業を堂々とやらせてもらってます。 かるべたいきです。 私は、22歳から高校に通うようになって 先日2024 04に卒業したばかりなのですが この3年間でよくもまぁ色んな本を読むようになったなぁと。 今までは競技に熱中してて もはや海にしかいない生活でしたけど この3年間は学業に触れて 学業の楽しさや物事を知る事の重要さに氣付く事が出来て 自分の中でも良き3年間だったなぁと自分を肯定し そんな事を思って…
良い作品だった。名家に長く仕えた(現在も仕えてはいるが、雇主が米国人に変わっている)執事(スティーブンス)が、かつて同僚として働いていた女中頭(ケントン)に会うため、休暇をとって英国西部に赴く六日間の自動車での旅を、スティーブンスの回想を交えて綴った作品。ケントンからの手紙を読んで、再び一緒に働く気はないか確認することが、旅の大きな目的であった。この旅は1956年の設定だが、回想の多くはケントンと共に働いていた1930年代(両大戦間の時代)の話だ。特に物語(と言うほどドラマチックなストーリィ展開があるわけではないが)の後半では、両大戦間の英国の置かれた微妙な立場、というか様々な政治的意見を、ス…
夫の友人がアメリカから出張で来ていて、この時期、レストランはどこも混んでいるので、週末に夫の実家で集まることにし、おさんどんとして参加した。 聞けば3回目の来日で、金融系の仕事ということもあり、寿司・刺し身・天ぷらなどはご馳走になっているから、普通の和食が食べたいとのこと。事前にメールで確認し、おでん、豚汁、炊き込みご飯など、至って日常的なものを用意した。 ケンタッキー出身で、テネシーとワシントンDCの大学で学んだ彼は、かなりの親日家で、箸も器用に操り、出したものを全部美味しいと食べてくれた。 何より驚いたのが、時間があった日中に、早稲田大学の国際文学館、通称村上春樹ライブラリーを訪れたのだそ…
天風録アラスジ 昨日の試合では九里亜蓮投手が初めて開幕投手を務め、7回で3失点という結果を残した。一球で3ランを取られた以外は、投げっぷりは緩急自在だった。プロ入り11年目にして初の大役を果たし、高橋里志さんのような気骨を感じさせた。高橋さんが見ていたら、「まだ1試合だから」と笑っているかもしれない。高橋は悔しい逆転負けをどう受け止めただろうか。そして、高橋さんはあの試合をどこから見ていたのだろうか。亡くなって3年が経つが、彼の戦いぶりや気骨は今も忘れられていない。 コメント 非常に興味深い記事をありがとうございます。その事実について初めて知りました。広島東洋カープで活躍した高橋里志さんが、今…
子どもたちの春休みが始まった。 …というなかで早々に大風邪を引いてしまった。 寒さから暖かさへ移ろう感覚に、カラダもまだ調節できていないかな?一週間前に引いた風邪が悪化してしまった。 薬に頼ってなんとか家事や育児をこなすのだけど、子どもたちがいるため横になっていられない、と薬を飲んでごまかす日常にも慣れてしまって、少し楽にすれば体を動かし、その後またガクンと体調が悪化し寝込む。なんのこれしき、と這いつくばってでも家事をする。これはメンタルが強くなったというのかはよくわからないけれど、果たして良いことなんだろうか…? 確実にいえることは、健康な状態のありがたみを痛感すること。子どもたちにも頼って…
2024年2月某日 ようやく加入した話 子どもたちは無事登校。そして僕は、行ってきました。ついに。つみたてNISAとiDeCoの加入手続きに。 銀行の窓口で、スマホのアプリを操作しながら加入するんだけど、なかなかうまくいかなくて焦った。スマホのブラウザが「画面履歴を随時自動的に消去するモード」になっていて、「メールで送られてきた認証キーを確認すると、1つ前の画面に戻れない」という状況に陥ってしまったのだ。1ヵ月前に新しいスマホにしていて、自分では気づいていなかった。そんなモードがあることすら知らないから、そのモードの解除方法も分からなくて。危ないところだった。スマホの使い方が分からなくて困る自…
とうとう4月になってしまう。収入も少なくなる反面出費も多くなるこの季節に、あいも変わらず古本を買っている。もちろん、その分生活はキツくなる。チビチビと古本を処分しているが、なかなか追いつくものではない。古書展もここのところ行く回数が減っているのだが、そうしたことが却って古書展以外での購入を促進してしまっているようなところがある。ここのところ購入した古書、まずはネットから。 川端康成「古都」(新潮社)昭和37年6月25日初版函帯付1601円 山田俊治「〈書くこと〉の一九世紀明治」(岩波書店)9000円 「古都」は前に買った重版は売却。こちらは初版。別に川端に興味が特段あるというのではなく、装幀に…
2024年2月某日 テンパらないようにヘラヘラしていよう 娘は平熱のまま、倦怠感だけ変わらず。「なんにせよ学校は休んじゃおう」と昨日決めていた(朝迷うのがちょっとストレスかな、と)。娘の看病は母に頼んで、僕と妻は出勤。 昼過ぎに帰ってきて、様子を聞くと「あんまり変わらない」と。平熱だけど、食欲はあまりなく、何となくダルい。 この段階になって、やっぱり心配が募ってきた。「原因はよく分からないけど、倦怠感が抜けない」って、なにがしかの難病が娘の体内で進行していて、これから一生付き合っていかなくてはいけない種類の不調なんじゃないか、みたいなことを思ってしまう。そして、不安が増すだけだと知りながら、「…
今日も図書館、バイト、ジムの生活だった。 どこに行ってもけっこう充実している感じがする。ジムでもスタッフの人と仲良く話せていて後ろめたさも緊張もないしすごいらくだ。 バイト先ではたまに来る人種だがハイブランドこってりコーデのネイル長めのババアにびびってしまった。 その人が会計のあと少し時間が経ってから領収書を要求してきて、新しいレジのため、自分のIDを切ったあとに再度データを呼び出して領収書を出す方法がわからなかった。 普通のお客さんなら焦らないが、高圧的なすぐにイライラしそうな人には焦ってしまう。そういうところを直したい。台所でアザラシのスポンジを使っている。バイト先のおばちゃんから香典返し…
2022年アカデミー国際長編映画賞をはじめ、沢山の国際映画賞を受賞した映画、「ドライブ・マイ・カー」を見ました。 原作は村上春樹の同名の短編小説。 小説の方は以前に読んでいました。 原作にそった流れが前半で、途中からは大胆に流れが代わり、演劇を中心とした流れに。 すごい映画でした! 私は後半のパートの方が好きでした。 テーマの全ては、主人公が最後に舞台で演じる共演者のセリフにあって、それは次のようなものです。 でも、仕方がないわ、生きていかなければ! (間)ね、ワーニャ伯父さん、生きていきましょうよ。長いはてしないその日その日を、いつ明けるとも知れない夜また夜を、じっと生き通していきましょうね…
こんにちは、藤本モウフです。 小野不由美さんの「十二国記」にどっぷりハマっています。 初版は1991年、2019年に完結した人気作品です。 好きな人からしたら「え、今?」ってかんじですよね。 私もなんで今だったんだろう?と思いましたが、時間がたっぷりできたのでこのタイミングだったんでしょうね。 今月買ったばかりなので、まだ4冊目の「東の海神 西の滄海」までしか読んでいません。 雁国延王・尚隆と延麒・六太のエピソードです。 (知らない人はなんのことだかわからないと思います。) この壮大な世界を作った小野不由美さん、本当に神です。 小野不由美作品は「残穢」しか読んだことなくて、ずっとホラー作家なん…
只今13時55分。今朝は無事ウォーキングをすることができた。その後草むしりをしてから食材を買いに外出し、帰宅してから読書もした。村上春樹は僕を上手い具合に訳の分からない迷宮に連れて行ってくれた。いい感じで時間が過ぎている。大谷翔平はホームランを打った。素晴らしい。そして電話もメールもLINEもこない。誰も僕に用事はないらしい。僕の方も誰かに用事なんてない。今日も記事を粛々と書くだけだ。 僕はウォーキングをしている時にイヤホンで音楽を聴いている。その音楽に集中する時もあれば、何となく聴いている時もある。何となく聴いている時は、妄想しているか、もう少しましなこと(だけどどうでもいいこと)を考えてい…
早生まれには優秀な人が多い!不利と言われがちだけど優秀になる理由 こんにちは。 妊活中、子どもの生まれ月について悩むことはありませんか? 「早生まれの場合、約1年早く生まれている子と同学年になるため不利なのではないか…。」など。 しかし早生まれで優秀な人はたくさんいます。 今回は、そんな早生まれと成績について解説します。 早生まれは不利なのか 早生まれが不利だと言われる原因 実は早生まれは優秀になりやすい 早いうちに周りから刺激をもらえる 社会性が身に付くのが早い 早生まれの成功者 企業の創業者・経営者 ノーベル賞受賞者 スポーツ選手(元選手含む) 1月生まれのスポーツ選手 2月生まれのスポー…
4.15月 8時に起きて、シャワー浴びて炭酸水ごくごく。日記を更新して、部屋の掃除。ラストチューリップが枯れてきたので近所のお花屋さんに買いに行ったけどあんまり可愛いお花なくて何も買わずに帰る。来週のトイピアノワンマンに向けて、トイピアノの練習。構成を考えつつ1時間ぐらい弾く。新曲をトイピアノアレンジにしたり、クラシックのとある曲を練習してみたり、新たな試みをやってみている。採用するかはわかりません。午後から恋人が遊びにきて、しばし部屋でまったりおしゃべり。バスクチーズケーキを買って来てくれたのでおやつに食べる。闇金の帝王、杉山社長のお札ばら撒きバイオレンス動画を見せてもらって爆笑したりしつつ…
なんでもいいが朝はいいね 朝にやれという村上春樹(その他ほとんどの作家)の 意見はわかる あさはいい なんかこうたとえば5月1にアゲル月刊日記のテーマ を考えるならばたぶんどうしてもバイト労働ではない方面 のほうがいいとは思うが社会全体について考えるなどと いうことはできないのだが公的部門に「バッファ」があるから 余裕がうまれるのは事実でもあるし 民間はくだらない「節約」とやらでそんなことしてても収益にならんのにさ 節約ばかやろうで 合理性というもんがまったくない とかいいたいんだが そんな話はあまりおもしろくない どういうところからどういうマネタイズにつながるのかは 考えたいが 考えるより実…
昨日はハイボールを飲んでTwitterでスペースをしていた。 なんか最近、どんどん自分が毒舌になってると思う。話した内容をあまり覚えてないけどいわゆる反倫理的なことを説いていたような気がする。反省してしまうけど、そのままの自分でいたい気持ちもある。俺はいったいどこに向かっているんだ。そのスペースで大田ステファニー歓人の話をした。 最近、文学賞を取った人だ。若くてかっこよくてオラついてる感じで、文章の言葉遣いが従来の感じと違う感じでインターネット言葉ともなんとも言えない超特徴のある人だ。 けっこう知ってるような感じで書いているが実際はほとんど何も知らない。断片的に見聞きしたことで自分の中にできた…
次の場所を探すために色々事務作業。 用事で久々にソラマチに行く。少し時間ができたので本屋に寄ったら柴崎友香氏の大阪についてのエッセイやジャックロンドン(訳が川本三郎氏だ)の自伝が売っていたので購入。どちらも面白い。 金曜日までに色々終わらせたので休日はいい感じに過ごせそうと思ったが、バンドメンバーが風邪で練習に来れず。ベースと二人で和音のアレンジを固める。個別に集まるとそれはそれで結構発見があったりするので良い。それぞれの和音に対するスタンスを確かめられた。 練習はずっと神保町のスタジオを気に入って使っているが喫煙所もあるし、そこからの景色がなんだか好きだ。神保町は人もそこまで多くないし、本も…
懐かしの一九八○年代 ‘THE SCRAP’ 作者:村上 春樹 文藝春秋 Amazon 文藝春秋発行の雑誌『スポーツ・グラフィック・ナンバー』に1982年~86年に連載されたエッセイ集。この連載期間中には、編集部が、アメリカの雑誌・新聞が送られてきた。そのスクラップを日本語で原稿にまとめる。 筆者は小説『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を日本で書いていた。しかしこのエッセイ集は、出典がアメリカの記事によるもののせいか、全編、アメリカ文化論考となっている。映画もゴーストバスターズやスターウォーズが取り上げられている。 巻末に、東京ディズニーランドの開園直後レポートが添えられている。…
――山本周五郎賞の審査員もされていましたね。
イスラエル報復 攻撃の連鎖を断つ時だ(2024年4月21日『北海道新聞』-「社説」) イラン中部の空軍基地周辺などが無人機で攻撃された。 先週のイランによる攻撃へのイスラエルの報復とみられる。ネタニヤフ首相は報復攻撃すると繰り返していた。ミサイルを発射したとの情報もある。 ただ、攻撃の規模は限定的で、イランをけん制することが狙いだったと言えよう。死傷者は出ておらず、イランは直ちに報復する計画はないとしている。 長年敵対している両国は中東の軍事大国だ。本格的な衝突に発展すれば中東全域が不安定化する。イスラエルの後ろ盾である米国も介入すれば、世界を巻き込む紛争にエスカレートする恐れがある。 双方は…