1945年8月15日に終戦。そのわずか2日後、17日に発足した東久邇宮内閣は、同日の初閣議で、占領軍に対する「慰安所」を全国に整備する計画を議論しています。何と早い対応でしょうか。警視総監・坂信弥(のぶよし)は、国務大臣・近衛文麿から「日本の娘を守ってくれ」との指示を受けたそうです。坂の証言です。「東久邇さんは南京に入城されたときの日本の兵隊のしたことを覚えておられる」「アメリカにやられたら大変だろうなという頭はあっただろうと思います」旧日本軍は日中戦争で南京に侵攻し、多数の民間人を虐殺、性的暴行をしています。政府は、日本で同様の事態が起きることを恐れていたのです。閣議の翌日、18日に、内務省…