2021/1/13(水)~1/31(日) エジプトで開催された「第27回男子ハンドボール世界選手権」で,選手や関係者をホテル,バス,会場の3カ所のクローズ空間に行動制限する「バブル」と呼ばれる感染防止対策が取られたことを知った。3つのバブルの空間に出入りするたびに,PCR検査で陰性を確認し,ウイルスを持ち込まないようにすることで,その空間の中では競技も練習も打ち合わせも自由に行えるようにしていた。映像で見る限り,マスク着用もなく,選手同士の接触もされていた。それぞれの空間の中にウイルスがない状態を作っているので,従来の生活ができる,というわけである。 結果として,2週間以上の期間,日本選手団の…