東京ドームは、東京都文京区に立地する野球場、または東京ドームシティ事業を中心に事業運営を行っている法人、「株式会社東京ドーム」*1。
野球場の愛称は「ビッグエッグ(BIG EGG)」。
日本初の全天候型ドーム球場として1988年3月17日、後楽園球場の北西側に誕生。
米国・ミネアポリスにあるメトロドームを参考に作られ、空気により屋根を膨らませた構造となっている。
後楽園球場に代わって読売ジャイアンツのホームグラウンドとして使用される。
アジアシリーズ、都市対抗野球大会の本戦、モルツドリームマッチの会場としても使用。
毎年1月3日にはアメリカンフットボール全日本選手権(ライスボウル)、その他格闘技やコンサートなど各種イベント会場*2としても使用される。
また、ビッグエッグターフと呼ばれる簡易装着型天然芝を使用し、サッカーの試合も行うことができる。
なお、2003年まで日本ハム・ファイターズの本拠地、また2000年までは、競輪の会場としても使用された。
2008年6月に競輪の大会が復活した。芝生を外した地下にある。
東側には野球殿堂博物館があり、敷地の外縁の一角に小石川七福神の福禄寿札所がある。
広大な土地の面積や容積をイメージしやすくするため、「東京ドーム〜個分」というたとえがなされることが多い。
このときの基準は、以下のとおりである。
建築面積である46,755m² = 約4.7haが基準として用いられるが、これにはドーム部分以外の建物も含まれる。なお、グラウンド部分という断りがあるときには、13,000m²が用いられる。
ドーム部分の単純体積である124万m³が用いられる。
最寄駅は東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅、JR中央線・総武線水道橋駅
都営地下鉄三田線水道橋駅、都営大江戸線・都営三田線春日駅
東京ドームにおいてプロ野球、都市対抗野球などの硬式野球試合が行われる際には、野球公認規則によらず、一般に以下の特別規約が適用される。
*1:東証1部、証券コード9681
*2:史上最年少単独コンサート公演記録はHey! Say! JUMP(平均年齢15.2歳)が持っている。