1911年発足の日本に於いて活動する日本のオーケストラの最古参
1911年 名古屋の「いとう呉服店(現・松坂屋)」の「音楽隊」として発足 1938年 本拠地を東京へ移す。楽団名を「中央交響楽団」と改称 1945年 9月 山田耕筰を団長とし「東京都フィルハーモニー管弦楽団」となり活動を再開 1948年 「東京フィルハーモニー交響楽団」に改称 NHKと放送契約を結ぶ 2001年 新星日本交響楽団と合併
www.carbodiet.work
新国立劇場で、オペラ「サロメ」を観てきた。 「サロメ」 リヒャルト・シュトラウス全一幕/ドイツ語上演/日本語・英語字幕付き原作:オスカー・ワイルドドイツ語翻訳台本 ヘドヴィッヒ・ラッハマン作曲:リヒャルト・シュトラウス 指揮 コンスタンティン・トリンクス演出 アウグスト・エファーディング管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 制作 新国立劇場 原田マハさんの『サロメ』を読んでから、サロメのオペラの舞台が見たいと思っていた。 megureca.hatenablog.com 新国立劇場で上演されるので、都合が付けば行きたいなぁ、、とおもいつつ、チケットを取ることを忘れていた。新国立劇場での公演は、5…
2023年2月22日コンサート・ライブ 東京オペラシティ コンサートホール チャイコフスキーは名曲揃いなのでいまいち知名度の低いマンフレッド交響曲だが、個人的にはかなり好きな曲。実演の機会もそう多くないうえ、プレトニョフの実演も今まで聴く機会がなかったので楽しみにしていた。 ベートーヴェンでは、2022年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで史上最年少優勝の肩書を持つイム・ユンチャンによるピアノ。ユンチャンはとにかく若い。細い。 東京フィルの弦の印象も合わさり全体に線の細い演奏だが、その分弱音や繊細な表現が緻密で、技巧も素晴らしい。この先が楽しみ。アンコールはJ.S.バッハの主よ人の望みの…
昨日、NHKのBSにて、タイトルにある特集番組を見ました。 番組の詳細は、以下のサイトでどうぞ。 www.nhk.jp 見ていて、最初は少し辛い気持ちになりました。 私たち音楽家は、コロナ禍の状況では不要不急のものとして扱われることがしばしばありました。 私自身、昨年は思うような音楽活動が展開できず、正直苦しい気持ちになりました。 ただ、後ろ向きにならず、前を向いて、考える時間がたくさん出来たことから、基礎をしっかりと確認する練習が効果的に出来て、 案外、自分自身の音楽は向上したような気がしています(あくまでも自己診断ですけれども)。 でも、オーケストラの楽団員にしてみれば、 「果たして、音楽…
表記のオペラは、7月3日(土)から7月19日(月)の間、五日間に渡って新国立劇場で催行されるもので、その初日を観ましたので、以下に記録します。 【日時】2021.7.3.(土)14:00~ 【会場】NNTT オペラパレス 【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団 【指揮】大野和士 【合唱】NNTT合唱団、 びわ湖H声楽アンサンブル (児童合唱)TOKYO FM少年合唱団 【合唱指揮】冨平恭平 【演出】アレックス・オリエ 【美術】アルフォンス・フローレス 【衣装】リュック・カステーイス 【照明】マルコ・フェリベック 【舞台監督】高橋尚史 【出演】 (カルメン)ステファニー・ドゥストラ ック (ドン…
Salyu with 小林武史+東京フィルハーモニー交響楽団のホールコンサート at 川崎ミューザ。 川崎は以前の職場が会ったので約8年間通い続けたけれど、ずっと気になっていたこのコンサートホールにこれまで訪れる機会がなかった。今回大好きなSalyu嬢が単なるバンド形式ではなく、オーケストラ+小林武史を引き連れて生音のコンサートを行うとの事なので、Salyu好きでたまたま職場が川崎勤務の友人Oと参戦。 座席に着いてまず感じた事が、近い!とにかくステージと客席の距離感が近すぎる!自分が座ったポジションにまず興奮する。音響設計がしっかり施されている空間もとても心地よい期待感しか湧かない中で開演時間…
ファルスタッフ〈新制作)オペラ全3幕 当オペラのチケットは、かなり以前に初日分は購入していたのですが、公演当日の昨日7月16日(金)昼過ぎに、主催者のチケット会社から突然電話が入り、急に中止になったとのことでした。理由は出演者にPCR検査陽性者が出たとのこと。コロナ禍の昨今、いつかはそういうこもあるかな、とは想ってはいましたが、いざ現実となると複雑な気持です。罹患された歌手の方は、本当にお気の毒です。呼吸器を楽器とする職業ですから、コロナには、日頃人一倍注意されていた筈です。最近の東京の新規感染者数は、増加の一歩をたどり、その内半数以上は、感染経路不明というのですから、もうこれは、自己責任では…
ご縁あってこちらへ。 東京フィルハーモニー交響楽団 第953回オーチャード定期演奏会2021年5月16日(日)Bunkamuraオーチャードホール ピアソラ:シンフォニア・ブエノスアイレス Op. 15*(日本初演)I. モデラート—アレグレット II. レント:コン・アニマ III. プレスト・マルカート ソリストアンコール カルロス・ガルデル(編曲:アストル・ピアソラ)/想いの届く日 "El día que me quieras" プロコフィエフ:バレエ音楽『ロメオとジュリエット』組曲より モンタギュー家とキャピュレット家(第2組曲 第1番) 少女ジュリエット(第2組曲 第2番) 民衆の踊…
2023年10月1日 新国立劇場プッチーニ 修道女アンジェリカラヴェル 子供と魔法指揮 沼尻竜典演出 粟國淳管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 新国立劇場2023-24年シーズンの開幕公演。演目には、ダブルビルとして、プッチーニとラヴェルの2作品が並べられた。ほぼ同時期と言っていい頃の作品だが、作曲者が異なり、当然作風は全然違う。しかし、両物語には「母と子」という重要な共通テーマが存在しており、かくしてカップリングが成立。大野芸術監督の目利きの鋭さ、采配の妙が際立つ。決して頻繁に上演されない、いわゆるポピュラー物ではないが、非常に素晴らしい作品で、こういうのをやってくれると、個人的に非常に嬉…
2023年9月30日(土)15:00公演 東京文化会館 大ホール 旬の名歌手シリーズ2023-Ⅱ ローマ歌劇場来日記念特別コンサート ソニア・ヨンチェヴァ ソプラノ・コンサート お世話になっております。 三島でございます。 この日は先日のローマ歌劇場来日公演にて完成度の高い素晴らしいトスカを演じてくれたソニア・ヨンチェヴァさん(以下敬称略)の単独コンサートに行って参りました。単独コンサートは去年も開催してくださり2年連続はありがたい限りです。遠い遠い島国までコンスタントに来ていただけるのは大変嬉しいです。だから来年もお願い致します。 では感想いってみよー。 女神君臨 圧倒的オペラ歌手さま。 昨…
やったこと 東京ゲームショウ2023に行ってきた。今年は『原神』『崩壊:スターレイル』のHoYoverseが参加してたから関心ある人間にとっては行く価値のあるイベントになってたと思う。まだオープンベータもやってない『ゼンレスゾーンゼロ』も試遊できたしよかった。 ただ、とにかく会場内が信じられないほど暑かった。暑いというか湿度も酷くて、ほんのちょっと動くだけで全身びしょびしょになるレベル。必死にうろついてあれこれ見たけど、それだけで精も根も尽き果てて成果物をあまり用意できなかった。どう考えても今年経験した暑さで1番過酷だったと思う。 TGS 2023いってきた 『崩壊:スターレイル』の星穹列車 …
10月はバレエ4,オペラ2,演劇1,ダンス1,コンサート1,映画1。さすがに〝芸術の秋〟は先月より少し増えた。 『ドン・キ』は大好きな作品。新国立バレエは同演目を別キャストも見るから多くなる。/新国立オペラのシーズン開幕はダブルビル。プッチーニ《修道女アンジェリカ》は間奏曲しか、ラベル《子どもと魔法》はまったく聴いたことがない。あまりよい印象のない指揮者だけど…。/鈴木優人指揮のBCJ がヘンデル《ジュリオ・チェーザレ》を上演する(オペラシティでもやるが都合で神奈川音楽堂の方)。タイトルロールにカウンターテナーのティム・ミードが配された。楽しみ。昨年 新国立でチェーザレを歌ったキーラントはここ…
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。 <WEEKLY スマごと> ※※後日、追加更新もアリ※ 9/25(月)・『ミッドナイトスワン』公開3周年記念舞台あいさつ に草彅剛が登壇。最新作『基盤斬り』の追加キャスト発表。17年前にいただいたTシャツにキョンキョンにサインを書いてもらう。 草彅剛主演映画『ミッドナイトスワン』3周年記念舞台挨拶 オフィシャルレポート! | 新しい地図 草なぎ剛、新作映画紹介でマイペース発揮 カンペ取り出し「言わないと怒られるやつ」 | ORICON NEWS ・新潟放送さんの「ドラマリクエスト」という投票企画で、香取慎吾『家族ノカタチ」が再放送決定!1…
題名のない音楽会2014年12月28日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 宮本文昭 ピーター・リンク ジョナサン・ハミル ハラルド・ナエス ルドヴィード・カンタ日本のオーケストラの演奏に外国人奏者が驚いている様子が紹介されました。特に「第九」は日本の年末の風物詩として人気がありますが、他の国ではあまり演奏されないようです。チューバ奏者のピーターさんは「第九」では出番がなく、年末は暇だと話していました。外国人の奏者たちは、ほとんどが初めて日本で演奏する機会だそうです。一方で、ドイツで32年間活躍していた宮本さんも「第九」の演奏経験がないと明かしました。 番組では、東京フィルハーモニー交響楽団と晋友…
2023年9月17日 阪田知樹 ラフマニノフ ピアノ協奏曲全曲演奏会 サントリーホール指揮 大井剛史管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団ラフマニノフ ピアノ協奏曲第1番、第2番、第4番、パガニーニの主題による狂詩曲、第3番 ラフマニノフ生誕150周年、没後80周年という記念年の壮大なるプロジェクト、ピアノ協奏曲全曲演奏会。特筆すべきは、誰かさんみたいに二日に分けて、ではなく(笑)、一公演で一気に全部やっちまうということだ。しかも、パガニーニ・ラプソディまでも加えて。 この無謀な(?)企画に挑戦したのが、若手の俊英、阪田知樹29才。いい度胸しとる。 本公演は午後4時45分に終わった。3時間15分…
題名のない音楽会2019年5月25日放送 テレビ朝日石丸幹二 松尾由美子 高嶋ちさ子このテレビ番組は、高嶋ちさ子さんがモーツァルトの音楽について語る内容で、興味深いものでした。モーツァルトの曲は、ピュアな心がなければ弾けないという点を強く感じました。子供の頃、高嶋さん自身も心がピュアだったため、モーツァルトの曲を楽しく弾くことができたとのことですが、大人になるとハードルが高くなるとのことですね。 特に印象的だったのは、モーツァルトの短調の曲についての解説です。一般的に短調の曲は暗いイメージがありますが、モーツァルトは長調を用いて短調の曲を美しく表現しているとのことです。その才能には驚きを感じま…
題名のない音楽会2019年5月25日放送 テレビ朝日石丸幹二 松尾由美子 高嶋ちさ子この番組では、高嶋ちさ子がモーツァルトの交響曲第40番と協奏交響曲K.364について話しました。特に注目すべきは、ヴィオラが主役の曲であることです。モーツァルトはヴィオラの音を一段と引き立たせるために独特な工夫を施したといわれています。実際にヴィオラ奏者が通常の弦と張った弦を比較して演奏したこともあったようです。 また、東京フィルハーモニー交響楽団が交響曲第40番を演奏したとのことです。彼らの演奏によって、モーツァルトの音楽の美しさや迫力が伝わったのではないでしょうか。 さらに、モーツァルトの流行に対する敏感さ…
題名のない音楽会2019年5月25日放送 テレビ朝日石丸幹二 松尾由美子 高嶋ちさ子東京フィルハーモニー交響楽団の演奏は非常に迫力があって素晴らしかったです。特にヴァイオリン協奏曲第5番は、華麗な技巧と繊細な表現が際立っていました。ソリストの演奏は圧倒的なまでの技術力を持ちながら、感情の豊かさも備えていて、聴き手を魅了しました。また、オーケストラとの息の合った演奏は、まるで一つの生命体のような一体感を感じさせました。演奏の最後には大きな拍手が巻き起こり、会場全体が感動に包まれました。このような素晴らしい演奏をテレビで観ることができて、とても幸せな気持ちになりました。#ヴァイオリン協奏曲第5番 …
スペシャル企画「いないいないばあっ! あきのコンサート」が放送! Eテレ『いないいないばあっ!』から、スペシャル企画「いないいないばあっ! あきのコンサート」が2日間にわたって放送されます。 「敬老の日」にちなんだこの企画。幅広い世代の皆さんに向けて楽しめる内容になっています。 是非おみのがしなく! 画像をクリックするとAmazonサイトへジャンプします
Eテレの幼児向け番組『いないいないばあっ!』にて作詞・作曲を担当しました「きらりらきらりん」。長きにわたって歌い継いでいただいております。 そしてこのたび、東京フィルハーモニー交響楽団のみなさんの演奏で装いも新たにお目見えいたします。 Eテレ『いないいないばあっ!あきのコンサート』は、9月18日と19日に通常放送枠にてオンエア。 「きらりらきらりん」は19日オンエアです。 ぜひご覧くださいね。^ ^ 放送予定 Eテレ 9月18日(月・祝)午前8:10~8:25 (再)午後3:55~4:10 Eテレ 9月19日(火)午前8:10~8:25 (再)午後3:55~4:10 www.sukusuku.…
題名のない音楽会2014年8月17日放送 テレビ朝日佐渡裕このテレビ番組は、夏の疲れを癒やすために様々なパフォーマンスが行われているようですね。花や星に願いを込めた演奏や、暑くて眠れない人たちに向けた子守唄など、リラックスできる要素が詰まった放送のようです。 2012年10月7日の放送では、森麻季さんと天童よしみさんが「花〜すべての人の心に花を〜」を東京フィルハーモニー交響楽団と共に披露しました。また、生前の羽田健太郎さんのピアノ独奏に合わせて「星に願いを」を演奏したとあります。 さらに、2013年12月15日の放送では、高嶋ちさ子さんによる「子守唄」の演奏が行われました。寝苦しい夜に聞くこと…
はじめに あれから一週間以上経ってしまいましたが、配信で見返してたらやっぱり書きたくなったので、改めて感想書いていこうかと思います。 それではサムネ用の画像を置いて始めていきましょう。 あと、演奏された曲の動画を貼りまくってるので重いかもしれません。 参加した公演など 今回はマジミラ直前にシンフォニーのサントリーホール公演があったこと、そこに有給を割いていて金曜日も休むのは難しそうだったこと、そして日曜日は別用があったことなどから土曜の昼公演のみとなりました。あと千穐楽夜公演の配信は観ています。 大阪が終わったあたりからTLの空気感としてすごそうというのがあったので増やせないか画策はしてたんで…
【主催者言】 藤原歌劇団が今回、新国立劇場、東京二期会とタッグを組んでお届けするのは、イタリアの巨匠ヴェルディが作曲した「二人のフォスカリ」を当団初演いたします。 ヴェルディ作品の中でも「ナブッコ」「エルナーニ」に続いて1844年にローマで初演され、後に「ラ・トラヴィアータ」も手がけたフランチェスコ・マリア・ピアーヴェによる台本で作曲された本作。1457年のヴェネツィアを舞台に、復讐に燃える政敵に運命を引き裂かれるフォスカリ父子を描いた悲劇ですが、力強い音楽と旋律の美しさからヴェルディの秀逸さを感じられる作品であると言えます。 今回は、その父フランチェスコ・フォスカリに、当団のヴェルディ・バリ…