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東京メトロ05系

(地理)
とうきょうめとろぜろごけい

東京メトロ東西線の車両。1988年に登場。
車体はアルミ製。

制御方式は製造時期により高周波分巻チョッパ方式と、VVVFインバーター制御方式*1の2種に分かれる。
当初は東西線の輸送力増強用として登場したが、次第に非冷房かつ老朽化してきた5000系を置き換えるため大量に増備された。
実に16年もの間(2004年まで)製造されたため非常にバリエーションが多い。
特に1999年以後に増備された編成(第25編成〜)は先頭車のデザインを変更しワンハンドル運転台を採用した。
このため全くの別形式といってもおかしくなく、俗に新05系05N系といわれている。
東京メトロの公式サイトでも05系newとして別個に紹介されている。


15000系投入により初期に製造されたチョッパ車に廃車が生じており、一部はインドネシアのジャボタベックに輸出されている。

主だったバリエーション

第1〜13編成

高周波分巻チョッパ制御を採用。
東西線初の冷房車である。*2
15000系投入により、4編成は3両編成化されて千代田線北綾瀬支線へ転用、編成ごと廃車されたうち一部はインドネシアへ譲渡された。

第14〜18編成

東西線の殺人的混雑を緩和する対策として、ドア幅を通常の1.3mから1.8mに広げたワイドドア車。
第14編成でGTO素子VVVFインバーター制御を試用した。(第15〜18編成は高周波分巻チョッパ制御)このグループはのちにB修が実施されている。

第19〜24編成

同時期に登場した東京メトロ06系東京メトロ07系に準じており、IGBT素子VVVFインバーター制御方式を採用。
窓配置も06系07系と同様とされたため、ドアの間隔が不揃いである。
また第24編成では5000系の10両編成化に伴って余剰廃車となったアルミ試作車の車体をリサイクルし、吊り手の支持金具等に再利用している。
このため前面にリサイクルマークのシールが貼られている。

第25編成〜

05N系を参照。

*1:IGBT素子、第14編成のみ当初GTO素子

*2:正確には05系投入直前に暫定運用された8000系が初

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